働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3401 開催期間 2016年07月22日- 07月29日
55%の方がイスラム教徒と話したことがあるという結果になりました。昨年私たちが行った全国5,700名余の大学生への意識調査の結果を見ますと、イスラム教徒の友人がいるが7%で、近所にイスラム教徒がいるが2%でした。どうやら学生くらいであると、ムスリムというのは、まだ遠い存在であると分かりました。 それと比べると今回の結果はムスリムとの語らい機会はずっと多めということが分かりました。年齢も関係しているとは思われますが、それだけでなく、異文化と接触する機会の多い方からの回答が多かったからではないかと推測しています。 世界各地で相次ぐテロは、どうしてもイスラム教徒への偏見が強めに作用します。どうしたら、イスラムフォビア(イスラム教嫌悪)が広がらないようにするかを考えるとき、個々人が日常的なつながりを深める機会を増やすことは大事だと思います。 多くの国の人、さまざまな宗教的背景をもった人と接することを努めれば、互いの文化の理解が深まるかと思います。ご意見にもありましたが、ムスリムといってもさまざまです。国籍や宗教ごとにひとくくりにして相手を見てしまうというようなことは避けたいものです。 一週間、お付き合いいただきありがとうございました。いろいろなご意見参考になり私もとても有意義に感じました。★井上議長の新著をご紹介します!『世界の宗教は人間に何を禁じてきたか』(KAWADE夢文庫、2016年) ★井上議長の過去の円卓会議より・イスラム教に悪いイメージを持っていますか?・外国人観光客増加。多様な宗教の習慣、理解していますか?・「信じる宗教がある」のは、良いイメージですか?
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