イー・ウーマン（ewoman）

世界ではイスラム教の過激派とされる人々によるテロが頻発し、重苦しいニュースが伝わってきます。こうした報道に接すると、ともすればイスラム教全体に対してマイナスのイメージが強まっていくのではないかと思います。しかし言うまでもなく、多くのイスラム教徒（ムスリム）はこうしたテロ行為を強く批判しています。イスラム教の教えに基づいたものでもないとしています。
 
現在日本には80以上のモスク（イスラム寺院）があり、10万人ほどのイスラム教徒が住んでいます。ですから、イスラム教問題は非常に身近な事柄になってきています。イスラム教やイスラム教徒をより深く理解するように努めるべき時代になっています。
 
イスラム教に限らず、一般に異なる文化、異なる宗教を理解することは大変難しいですが、その一歩はその文化を担う人たち、その宗教を信じる人たちと直接的に話したり、ともに何かをすることだと思います。
 
では、あなたはイスラム教徒と話したことがありますか？
イスラム教徒と知らずに会っていた場合もあるかもしれませんが、それは別として、はっきり相手がイスラム教徒だと分かっていて話した経験があるかどうかをお答えください。
 
YESと答えた方は、そのときどのような印象をもったかを教えてください。複数の経験があればそれぞれに述べていただいてけっこうです。またNOと答えた方は、そうした機会を持ちたいと思うかどうかなどについて自由に意見を述べてください。
 
たくさんの投稿をお待ちしています。
 
 
 
★井上議長の過去の円卓会議より
・イスラム教に悪いイメージを持っていますか？
・外国人観光客増加。多様な宗教の習慣、理解していますか？
・「信じる宗教がある」のは、良いイメージですか？
 
 
★井上議長の新著をご紹介します！
『世界の宗教は人間に何を禁じてきたか』（KAWADE夢文庫、2016年）

• 2016.07.22
• 井上順孝 國學院大學名誉教授