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会議番号:3405 開催期間 2016年08月26日- 09月02日
皆様、たくさんの投票・投稿をお寄せいただきまして誠にありがとうございます。とても具体的な個々のご事情を丁寧に説明してくださっており、多くの皆様にとっての共感や気づき、参考になるものと嬉しく思っています。 保険は、よりたくさん掛けておくに越したことはない(安心できる)のかもしれませんが、そこに伴う保険料負担が現在の生活に過度な負担となってしまっていたら元も子もありません。「万一のときの安心も確かに大事ではありますが、目の前のゆとりはもっと大事でしょう」と議長は以前からよく言っています。「一家の大黒柱に万一のことがあったら」と考えるあまり、負担が嵩んで大切な家族旅行や楽しいショッピングなどを諦めてしまうなどというのも些か本末転倒な気がします。 真打ちさんのケースは比較的わかりやすく、おっしゃる通り、お母様には今のご自身の生活を大切にしてほしいですよね。「お母様に万一のことがあったとき、保険金の支払いがなければ真打ちさんが経済的困窮状態に陥ってしまう」ということでなければ、その保険はやはり不要ということになるでしょう。よりシンプルに「その保険金がなければ困り果ててしまう人がいるかどうか」を考えたうえで、保険加入・契約の判断をして行くことが肝要であろうと思います。 marco302さんの場合も、ご夫婦が共に経済的に自立しておられるのであれば、保険の必要性はそのぶんだけ低下するものと思われます。まず考えなければならないのは、自分(または相手)に万一のことがあったとき、配偶者が経済的困窮状態に陥ってしまうかどうかです。経済的に困るわけではないけれど、保険金が入れば“儲かって(経済的に豊かになって)しまう”というのはどうもおかしな話ですよね。 HARUMAさんがおっしゃるように、医療費については高額医療費制度による本人負担上限がありますし、ゆみ子さんがおっしゃるように、そもそも日本は皆保険制度が手厚く整備されています。よくTVドラマや映画などで見られる「まじめに働いて給料をもらうより、保険金(給付金)を受け取り続けた方がトクなので出来るだけ長く入院していられるようにしている」などというシーンは、言うまでもなくパロディです。 より理想的なのは、MANAMINさんのように保険の見直しを定期的に実施することです。よくあるのが、ローンを組んでマンションを購入したというケースで、多くの場合、そのローンには残高分の保険がかかっているわけですから、その分だけ従前に加入していた保険(死亡保障)を減額するための見直しが必要となります。子育て期間中、十分に備えていた死亡保障なども、その子どもが社会に出れば相応の減額ができるでしょう。 本日も、あらためて皆様にお尋ねします。自分に合った保険(保障・補償)を選んでいますか? シングル、既婚、子どもの有無、持ち家の有無、会社勤めか自営業か、などご自身の状況も添えてください。 確かに“自分に合っているかどうか”はご当人の考え方次第なのかもしれませんが、なかには「保険料負担が重すぎて困っている、もう少し負担を減らせないか」、「万一のとき、不十分ではないかと不安」などと思われている方もおられるのではないかと思います。そのような素朴な疑問や、不安、あるいは改善のためのヒントや基本的な考え方など、ございましたら是非ともご投稿ください。よろしくお願い致します。★田嶋議長の過去の円卓会議より・マイナス金利。あなたの生活に影響ありますか?・最近の金融市場の動きに関心ありますか?・あなたの生活、景気が良くなってきましたか?★表参道カレッジで9月14日(水)開催!田嶋智太郎さんの「シングルのための生活経済講座」 詳しくはこちら
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