イー・ウーマン（ewoman）

定期的に見直して準備しています（三姉妹の母・京都府・48）

定期的に必要な保障額を割り出しています。最近では子どもの年齢に応じて見直しました。長女が就職した2年前には契約者も長女本人へ変更し、生命保険料控除の申請ができるように税金対策も含めて即実施。そして自動車保険も保有年数や、家族の利用状況に応じて車両保険を外したり、走行距離に応じて契約内容を見直しています。

価値観に照らし合わせて（めたぼ・大阪府・46）

私は自営のFP＆コーチです。私は、自分に合った保険を「今は」選んでいると思います。子どもの成長やライフプラン、持ち家などがあるか（欲しいか）などの資産状況や願望、老後の考え方や死との向き合い方なども考慮して、保険を決め、無理せず必要分だけ入っています。個人の価値観に照らし合わせると最適な保険が見えてくる、そう考えています。

自分は低額の共済利用（violet-m・神奈川県・45）

子ども無し・住宅ローン有りです。夫は死亡時にローンを払える程度の保険に入っています。私は県民共済で月3千円、年に1万ほど返金があるコースを利用しています。「安心料」のつもりでしたが、昨年入院手術した際に適用され、とても助かりました。掛け捨て分を取り戻し、これが「共済」なんだな、と感じました。しかし死亡時の受取金は低いので、自分が世帯主だったら保険を選んだと思います。

リスクが高いのでがん保険も追加（mayupyon・東京都・45）

20代の時からの生命保険に加え、40代になってからがん保険を追加しました。親戚や家族に「がん」が多く自分もリスクが高いと思ったからです。ただ、この2つが本当に自分に合った保険なのかどうか自信はありません。事実婚のパートナーが居て子どもは無く、持つ予定はありません。現在は保険金の受取人は親ですが、親に何かあった時はパートナーを受取人にしたいと思うようになりました。事実婚でも互いを受取人にすることは可能なのでしょうか？

減っていた変額保険（あさーかす・大阪府・44）

今回の会議を読んで、自分の保険を棚卸しています。少額ですが変額個人年金保険に入っており、もうすぐ満期を迎えます。定期的に送られて来る運用実績をみても増えていないのですっかり落胆していましたが、いまもう一度見直したら、目減りしていました。こんなこともあるのかと驚きました。議長が貯蓄性を求めるのが難しい時代、とコメントされていましたが、やはりちゃんと勉強して契約しなければソンをしてしまう！と反省しました。

NOに変更しました（unagi・東京都・55）

自営業なので、働けなくなったときの保障を手厚くするなど、十分な保険に入っているつもりでしたが、この円卓会議で「不要かもしれない」というものが出てきたので、NOに変更しました。パートナーは経済的に自立しており、子どももなく、持ち家でローンも終わっているので、私に万一のことがあっても経済的困窮には陥りません。「儲かる」ことにはなると思いますが…確かにそれもおかしな話。というわけで、過度な負担がないか、パートナーと思い切ってお互いに見直すことに決めました。

信頼できる第三者（いまいくん・埼玉県・53）

人生において家の次に大きな大きな買い物と言われる生命保険。私は、保険会社や代理店はもちろん、FPでも保険を売ることで手数料を得る人は、その人に合った保険ではなく利益になる保険を勧めると思います。生涯で千万単位の金額になる保険の契約には、きちんと報酬を支払って信頼できる第三者のプロに相談することも考えた方が良いのではないかと私は思います。

今回も実にたくさんの投票・投稿をお寄せいただきまして誠にありがとうございます。
 
皆様、今回も実にたくさんの投票・投稿をお寄せいただきまして誠にありがとうございます。今回の円卓会議に参加され「あらためて保険の“棚卸”をしてみた」、あるいは「これまでは“自分に合った保険”だと思っていたが、ちょっと考え直すことにした」などという方もおられたようです。
 
unagiさんのように、議長が3日目に述べた「経済的に困るわけではないけれど、保険金が入れば“儲かって（経済的に豊かになって）しまう”というのはどうもおかしな話」というコメントに共感してくださり、パートナーの方と保険見直しのご相談をされた方もおられるようです。保険を見直した結果として、多少なりとも保険料負担が軽減でき、その分でほかに少しゆとりができれば何よりです。
 
mayupyonさんのように、保険金の受取人が「親」になっているケースというのも意外に少なくないですよね。自分の子どもに万一のことがあったとき、保険金を受け取れないと経済的に困窮する「親」というのが一体どれだけいるのかという話です。事実婚の状態にある素敵なパートナーの方がおられるのであれば、その方を受取人にすることも可能ですから、一度ご検討されてみるとよいでしょう。
 
そもそも、今回は「人生の様々なライフステージにおいて自身が置かれた状況が変わったりしたとき、適切に保険を見直して自分に合ったものにしていますか」とお尋ねするつもりだったのですが、どうやら最初に加入する段階から“合っていない”保険であったというケースもいまだ少なくないようですね。つまり、いまいくんさんもおっしゃっているように、保険を販売する窓口においてはビジネスが優先されるあまり、提案の段階から間違っている、対応が不誠実ということも少なからずあるのです。
 
だからこそ、できるだけ保険のことを勉強し、自分の力で自分に合った保険をしっかり、じっくりと選びたいものですね。いろいろ検討した結果、violet-mさんのように「共済」に行き着くケースというのも当然あろうかと思います。ご指摘の通り、確かに死亡保障は限られていますので、不足と思われた場合は「不足する分だけ民間の定期保険などで補完する」といった対応をなさればよいと思います。
 
皆さま、今回も本当にたくさんのご投票、ご投稿をいただきましてありがとうございました。保険についての話題は尽きず、まだまだお尋ねしたいこと、ご提案したいことなどが山ほどあります。もちろん、今回の短い期間にもあらためて気づかせていただいたことが多々あり、議長にとっても非常に有意義な機会となりました。また是非、様々なテーマで金融・経済・マネーにかかわる議論をさせていただきたいと思っております。

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★田嶋議長の過去の円卓会議より
・マイナス金利。あなたの生活に影響ありますか？
・最近の金融市場の動きに関心ありますか？
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• 2016.09.02
• 田嶋智太郎 経済アナリスト、日経CNBCコメンテーター