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会議番号:3430 開催期間 2017年03月10日- 03月17日
宗教についての知識は必要になっており、家族や友人と意見を交わす機会を持つことは一般的には好ましいと思われるのですが、やはり一つの大きな問題があることがみなさんの投稿からも分かります。 それは宗教についての会話がときに勧誘の要素を持ち、さらには金銭がらみとか選挙がらみの話になることがあるという点です。 (morning1967)さんは、「新興宗教の勧誘をされて友人関係が悪くなった経験」をお持ちのようで、そうした類の話は避けているということでした。(ナカサワ)さんは、「寄付やセミナー参加など金銭的な話題を出されると」身を引いてしまうということでした。 いずれも避けたいことというのはよく分かります。勧誘ではなくても、ざっくばらんに話せない雰囲気になると宗教の話題は避けるようです。 (le petit prince)さんは、家族が宗教の偏見をもっていると感じて、家族と極力宗教の話をしないということです。(shack)さんは、カナダに住んでいて宗教で人を判断するような意見が出てくることに唖然とした経験を紹介しておられます。 その場が気まずくなるような気配を感じたら、宗教の話題を避けるというのは賢明でしょう。また隙あらば勧誘しようという態度で宗教の話を持ちかける人にも警戒心を持って当然です。その場合も話題から遠ざかるのが賢明ではないでしょうか。 また、身近な人でも宗教的価値観が大きく異なることがあるので、これもなかなか厄介です。 しかし、そうした気配がないときでも、宗教の話題に入ることに少しためらいを持つことがあると思います。比較的ためらいなく日頃宗教の話も家族や友人と交わしている方は、どういうスタンスで臨んでいるかを教えてください。またこれまで避けてきた人は、どういうやり方や話題なら自分でもやれそうかについて、自由にご意見をいただればと思います。 ★井上議長の過去の円卓会議より・イスラム教徒と話したこと、ありますか? ・外国人観光客増加。多様な宗教の習慣、理解していますか?・「信じる宗教がある」のは、良いイメージですか?★井上議長の近著をご紹介します『世界の宗教は人間に何を禁じてきたか』(KAWADE夢文庫、河出書房新社、2016年)
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