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会議番号:3431 開催期間 2017年03月17日- 03月24日
福島原発の事故による農林水産物の汚染は、その起点となった東日本大震災から6年をすぎ、検査結果をみると、福島県産を含め、北関東や東北のほとんどの産物から放射性物質が「検出」されることはなくなりました。 政府は、一般の食品について、1kgあたり100ベクレルという上限の基準値を設けています。検査装置により「検出限界」は異なるそうですが、「検出せず」というのは、どんなに多くても10ベクレル以下といわれています。だから、全国の商店やスーパーで売られている東北産の産品が安全か、と問われれば、「安全です」と言えると思います。 とはいえ、買う側に、とまどいを感じる人がいるのも事実で、価格や販売量が回復していない産品もあります。「風評被害」という言葉もありますが、「安心」という意味では、消費者の不安が完全に払しょくされていないのだと思います。東京にある保育園の園長先生の話を聞いていたら、「うちは東北の食品はいっさい使っていません」と語っていました。保護者を安心させようという配慮でしょうが、仙台に暮らす身としては、複雑な気持ちになりました。 ということで、フクシマを連想させる「東北の産品」を食べるのに抵抗感があるかどうか、という問いをもとに、6年を過ぎた東日本大震災、あるいは原発事故について、議論してみたいと思います。あなたは、東北産の農林水産物を食べていますか? ご意見を寄せてください。★高成田議長の過去の円卓会議より・原発差し止め、支持しますか?・東日本大震災から4年。風化したのでしょうか?・東北の復興支援、続けていますか?
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