働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3460 開催期間 2017年09月29日- 10月13日
こんにちは。株式会社natural rights代表取締役の小酒部さやかです。育児や介護をしている方など、様々な状況の人々が仕事と生活を両立できるよう活動を進めています。 突然の解散・総選挙となった衆議院ですが、今回はこの国会で働く女性議員の妊娠について、皆さんと議論していきたいと思います。 7月に鈴木貴子衆院議員が妊娠を報告したところ、「(国会議員の)任期中に妊娠なんていかがなものか」「公人としての自覚がない」「職務放棄か」などの声が届いたそうです。(その後9月7日無事に女児を出産) 女性の当選者数が過去最多の36人となった東京都議選。そのうち新人の2名、中央区の西郷歩美議員と足立区の後藤奈美議員は、妊娠中に出馬されました。2人の妊娠についてネットでは「(出産で)休むことが前提の出馬は無責任」「報酬泥棒」などの言葉が書き込まれたそうです。 6月には金子恵美衆院議員が子どもを公用車で保育所に送迎していることが週刊誌に掲載され、賛否両論の末に金子議員は「公用車では保育所の送迎はしない」となりました。 産婦人科医の宋美玄(そん・みひょん)氏がこれらに触れた記事を7月21日に投稿すると、批判的な意見でコメント欄はいっぱいになりました。なぜ、女性議員の出産・育児にはバッシングが相次ぐのでしょうか。 宋美玄(そん・みひょん)氏が書いた記事は、すでに閲覧ができませんが、当時そのコメント欄を新着順に見てみるとまず 「金子議員の公用車OK、任期中の鈴木議員OK。しかし、妊娠中の立候補はNG」 という意見が多く上がっていました。理由は「当選してすぐ産休育休で休むのは問題」「選挙中に破水でもしたら大変」などです。 次にコメントを見ていくと、「議員の妊娠出産育児はそもそもNG」という意見になっていきます。 「あくまでもその任期ごとで責務を全うすることが前提であり、任期の大半を「育休」するような形になっておきながら、次回の選挙に勝った時に次の任期で経験を生かそうというのは誤りである」 「オリンピック強化選手に選ばれている間に妊娠出産考える人いないでしょ。それぐらい国会議員は任期中が特別な仕事だってことです。代表なんです」 「産休育休で休むのは個人的には微妙。任期があるものだし、その間はやめておいてほしい。代表でしょ」 さて、皆さんは国会議員の妊娠についてどのようなご意見をお持ちですか。国会議員の妊娠。いいと思いますか?YESの方も、NOの方も、そう考える理由をお聞かせください。★小酒部議長の過去の円卓会議・マタハラ。職場や生活で課題がありますか?
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