イー・ウーマン（ewoman）

自国に偏り過ぎない報道（walk714・北海道・42）

PodcastでBBCニュースやドキュメンタリーを聞いています。英国だけでなく、アフリカ、オセアニア、南北アメリカ、北朝鮮の核問題など自国への影響よりも、客観的にその国で起きている事件を報道している姿勢から、これからどうなるのだろうと聞く側の意見を問われている気がしています。

ネット経由で収集（laila・東京都・47）

もっぱら海外のメディア情報収集はネット経由です。アメリカのニュースは主にABCやCNN、ヨーロッパ圏のニュースはBBC、その他Newsweek,Huffpostなど。短い空き時間に複数のメディアへリーチできるのが、ネットの利点です。種々の地域のメディアに触れると、国内メディアで取り上げない（でもいずれ日本にも影響を及ぼす）問題、例えば地域民族紛争などを色々な視点から見て考えられるので、自分の思考がより多角的になるように感じます。

大統領選を前後して（Penguin・海外・その他・39）

以前から、NYTやWaPoなどの新聞記事をオンラインで読んできましたが、2016年の大統領選前後から、特にNYTの左寄りな姿勢が目につき、NPRにより注目し、また、以前では気に留めていなかったThe Hillなどが保守的な中にも事実に基づく論理的な分析をしているように感じられ、リベラルなThe Atlanticとともにバランスを取る感じで読んでいます。

特定のメディアはなし（地球交響曲・大阪府・40）

国内外問わず、基本的に複数のポータルサイトで出ている情報をチェックする感じにしているので、特定のメディアに偏る事はないです。ネットなので情報も手短にしているところや、それよりも多めに情報を入れているところや、情報が出たタイミングでも中身に違いが生じるので。意識してここ！と言いう感じにしていない分、固定観念が少なく見れているかなと思っています。

井の中の蛙、少し外気を吸う（costas・東京都・51）

初日の投稿者の方同様ツイッター経由で、興味深い記事をBBC・NYT・WP等で追うケースが多いです。WPのNews Alertメールももらっています。北朝鮮情勢についての内外差は議長とは逆の印象です。日本の各紙やNHKが南北会談を必死に「分断工作だ」と危険視する間に、WPからペンス副大統領の「交渉の用意あり」（当然だと思います）を知りました。

フランスのニュースを見ています（マカロン71・京都府・47）

フランスのテレビニュース番組「フランス2」をインターネットで週に3回くらい見ております。大好きな国フランスで、どのようなことが起こっているのか、どのようなことが話題となっているのか、とても関心があるので毎回ウォッチするのを楽しみにしております。

情報収集している海外メディア（HARUMA・福岡県・55）

情報収集と言うほどではありませんが、よく利用するのはBBCのWebsiteです。あとは、海外のニュースを例えばYahooニュースなどで読んだ際に、オリジナルニュースを探して読むこともあります。YahooやMSNのUS版、UK版、AU版を読むこともあります。いずれにせよ、特別情報収集をしているという程ではなく、カジュアルに海外のニュースサイトを見ていますが、物の見方の違いなどを知ることができ、面白く読んでいます。

日本のメディアは信頼できない（いまいくん・埼玉県・54）

議長が言葉の「海外の事情に関する限り日本のメディアの信頼性は大幅に落ちます」には大いに納得です。ただ日本に関する報道の中で、皇室関係のニュースに関しても、日本のメディアがいらぬ忖度をして報道を控える中、海外メディアは普通に報道しますよね。なのでアメリカのメディアからの情報収集が主になりますが、逆にアメリカ国内の問題に関しては、ABCが共和党支持を明言しているように公平性に欠けるような気がしています。

やらなきゃいけないのは自覚（きちまる・奈良県・31）

経済ニュースをみますが、海外ニュースはチェックできておらず、うっすら英語の勉強のため、NHK BS1とかで見る程度です。これは、自分の意思ではなく、ただ、時間がないと言い訳してしまっています。日本で流されるニュースと、海外ニュースはどう違うのか、比較し、自分で考えることは重要だと考えるので、どのニュースをチェックするか決めて習慣化したいです。

ネットのトピックからなら。（まうやん・東京都・46）

ネットでトピックに上がっているものを辿っていくと海外メディアである事は多々ありますが、自らまず海外メディアに、と言うのはありません。それはCNNであったり、様々です。本当は情報が正しいかどうかを判断する上でも様々な角度からニュースを取り込む必要がある事は分かっているのですが現実的に行えていません。ただし職業柄、医学系の多くの原著論文は海外の雑誌であることがほとんどなので、その場合は直接そのサイトを見に行きます。

「いまいくん」さんの投稿は面白いポイントを突いていると思います。「日本のメディアは信頼できない」というご批判は、メディア出身の私として身の切られる想いです。ただそう言われても仕方がないこともあったし、このところの記事の質はやはり下がっているような気がします。
 
ただ海外メディアが言っていることが正しいとも限りません。要するにどこがどれだけ筋の通った記事を書いているかをできるだけ冷静に判断することが重要だと思います。それも筋が通っているから真実とは限りません。どなたかがおっしゃっていたけど、トランプ政権に対するリベラル系の新聞などの報道は、ちょっとどうかなと思うものも数多くありました。たとえばトランプ大統領の発言やツィッターをいちいちファクトチェックするというのも、重要なものもあるかもしれないけど、嫌み以外の何物でもないと思ったものです。
 
私はなるべく普通の記事よりやや論説っぽいものを読むようにしています。そのほうが彼らの考え方やものの見方が分かるからです。
 
結局、海外紙誌やネットの海外ニュースサイトをフォローするのは、なるべく複眼にとらえることで、物事を立体的にとらえようとすることが目的です。その意味では、自分自身の物事の見方をいつも評価軸として持っておくことも大事なことだと思います。ネットを通じて簡単に海外メディアに接する機会が持てるいま、海外メディアは遠い存在ではありません。是非いろいろな手立てを通じて接してみてください。
 
さて、みなさんが海外メディアでこれからじっくりと追ってみたいニュースは何でしょう。トランプ米大統領の動向？　米中間選挙の動向？　ヨーロッパの金融正常化？　米国の株式と金利？　トランプ大統領の「ロシア疑惑」？　英国のBrexit？　独裁国家トルコの行方？　いっぱいテーマがあると思いますが、いくつか挙げて説明をしていただければ嬉しいです。




★藤田議長の過去の円卓会議より
・海外メディアのニュース、ウォッチしていますか？（2016年2月）
・中国の南シナ海進出、脅威ですか？
・経済記事、読んでますか？

• 2018.02.14
• 藤田正美 フリージャーナリスト、『ニューズウィーク日本版』元編集主幹