働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3495 開催期間 2018年05月25日- 06月01日
最近、「テレワーク」という言葉を新聞やネットで目にするようになりました。 「テレワーク」の定義は、「ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効活用できる柔軟な働き方」のことです。国が「働き方改革」を推し進める中、注目されている「在宅勤務」や「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」なども、テレワークのひとつです。 「働き方改革」といっても、「残業禁止」だけではありません。子育てや、親の介護で毎日朝から晩まで会社で働けない社員が増えてきています。さまざまな事情のある「制約社員」が働き続けるために、また、企業にとっては優秀な人材確保のために、テレワークは「働き方改革」における重要な働き方です。 では、「テレワーク・デイズ」とは何なのでしょうか。その説明をするために、昨年実施された「テレワーク・デイ」からお話しましょう。2020年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。東京では通常でも交通が混雑する上に、国内外からの観光客で、さらに深刻な状態になることが心配されています。 実は2012年のロンドンオリンピックでも、同様の懸念がありました。ロンドン市内の企業に、オリンピックの期間中にテレワークを実施するよう要請したところ、約8割の企業が協力したとのことです。 これを参考に、日本では、2020年までの毎年、東京オリンピック開会式が行われる7月24日を「テレワーク・デイ」として、企業等が全国一斉のテレワークを実施する日とし、国民運動して盛り上げていくことにしました。 昨年の「テレワーク・デイ」7月24日には、約950団体、6.3万人が参加。テレワークがさまざまな効果をもたらすという結果が出ました。そこで、今年は、テレワーク・デイ(7月24日)1日だけではなく、その日をコア日とする平日5日間を「テレワーク・デイズ」として、より多くの社員や職員がテレワークを実施できるよう、企業・団体に呼びかけているのです。 私は、イー・ウーマンの円卓会議がスタートした2000年から、「テレワーク」に関するテーマの会議の議長を何度もさせていただいてきました。18年の時を経て「テレワーク」が注目され「テレワーク・デイズ」が国民運動として動くことは、本当に感無量です。 今回の「テレワーク・デイズ」のテーマでは、過去の会議を参照しつつ、私たちの働き方がどう変わってきたか、どう変わるか、また、これからの世代の働き方のために、今私たちにできることは何かを、みなさんと一緒にディスカッションできればと思います。 まずはみなさんに伺います。「テレワーク・デイズ」って、知っていましたか? 知っていた方も、知らなかった方も、テレワークについての考えや体験などをぜひ教えてください。★田澤議長の過去の円卓会議より・テレワーク、あなたの生産性上がりますか?(2017年) ・「テレワーク」の正しい意味、知っていましたか?(2013年)・テレワーク(在宅勤務や在宅ワーク)、できたらいいですか?(2012年)
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