働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3496 開催期間 2018年05月25日- 06月01日
欧州の経済学者を中心に、国家が、無条件に(勤労や所得・資産の多寡にかかわらず)、最低限の生活を保障するための給付を行う制度である、ベーシックインカム(最低保障制度)が提唱されています。 実際にスイスでは国民投票が行われ(否決)、米国やフランスの一部地域などで現在実証実験が行われるなど、世界的にも注目されています。 例えばわが国政府が、毎月国民一人当たり10万円、家族4人だと40万円を全員に無条件で、つまり所得や資産状況にかかわらず、勤労しているかどうかも問わず配るという制度です。その代わり、生活保護や基礎年金制度、児童手当などの社会保障給付は廃止されます。 もともと、格差や貧困問題への対応として提唱されてきたのですが、AIの発達に伴い「半分近くの日本人の雇用がAIに代替される」という研究成果が出たころから、わが国でも話題となっています。またかつての希望の党が公約として掲げました。この制度の導入により、趣味やボランティアを行うなど人間らしさを取り戻すことができるという効果が言われています。 このように、日本でも注目されている「ベーシックインカム」、あなたは知っていましたか?YESの方も、NOの方も、この制度についてどう考えるか、教えてください。 ベーシックインカムには、勤労モラルに与える影響や財源の確保など、大きな課題があります。皆さんと一緒に考えていきましょう。★森信議長の過去の円卓会議より・アベノミクスは、賞味期限切れだと思いますか? ・税や社会保障。世代間の負担は不公平ですか? ・消費税引き上げ。先送りに賛成ですか?
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