働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3496 開催期間 2018年05月25日- 06月01日
AIの発展とのつながりについては、多様な意見をいただきました。 「意欲のある人とAIの力で・・効率化を進め、失敗を責めず次の課題に挑戦するしくみを」(kkoさん)とか、「AIにより飛躍的に生産性が向上する・・メリットを享受する企業への課税を増やして財源にあてる」(いぬいるかさん)、というご意見。 一方で、「AIによる診断などが言われ始めていますが、何も変わらないような気が」(まうやんさん)、「AIでうまくいくという超楽観的な都合よい言葉が一人歩きしないことを願う」(Jerrybさん)、「そもそも、AIの普及は飛躍的な生産性の向上をもたらし、経済の持続的な成長が可能になることに大いに疑問」(いまいくんさん)という懐疑的な意見もありました。 また勤労意欲について、「働かなくて良いのならそれでよいと思うような人たちが少なからずかなりの割合で出没しそう」(まうやんさん)、「AIの急速な普及で時間にゆとりが生まれる事は歓迎するが、負の財産としてギャンブルやアルコール依存者、更には犯罪の増加も懸念されるように思う」(真打ちさん)という意見があり、ベーシックインカムは勤労との関係が大きな課題ということがわかりました。 私は、AIの発達は、短期的には人手不足の解消にも役立ちプラスの効果をもたらすと思いますが、それが持続的な経済成長につながるかどうかは、われわれ人間次第と考えています。AIが賢くなるといっても、われわれのデータを集めて学ぶわけですから、われわれがしっかりしなければ、AIも役に立たないと考えます。 逆に、われわれがしっかりした人間らしい社会を作ろうということであれば、それを学ぶAIもそうなっていくのではないでしょうか。そういう意味で、超高齢化社会に向けての知恵をみんなで出し合うことが必要なのでしょう。ベーシックインカムというのは、現実的な政策の選択肢とはなるにはあまりにも課題が多いのですが、議論するきっかけとなる思想の一つだと思います。一週間議論をありがとうございました。★森信議長の過去の円卓会議より・アベノミクスは、賞味期限切れだと思いますか? ・税や社会保障。世代間の負担は不公平ですか? ・消費税引き上げ。先送りに賛成ですか?
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