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会議番号:3499 開催期間 2018年06月15日- 06月22日
皆さま、たくさんの投稿ありがとうございます。 1日目の「家族の誰かが『孤食』。週に半分以上?」の投票結果は、YES:67%、NO:33%でした。この数字を見る限りは、円卓会議参加者の皆様の家族に孤食が多いイメージでスタートしました。 再度孤食の定義を共有します。 1日目のコメントで「孤食」を、孤食とは「一日の食事を一人で食べている」こと、としましたが詳しくは、孤食とは「一日の食事を全て一人で食べている」ことという意味でした。朝昼晩ともにひとりで食事をするのが孤食。1日の中で、昼だけ1人で食べ、夜は家族でという食事の仕方は「孤食」には含まれていません。そのような観点で改めて議論を進めていきたいと思います。 さて、投稿いただいた内容を振り返っていきましょう。それぞれの世帯によって状況が変わっていますね。 投稿いただいた【YES】の方のご意見です。 2kishir0さんは、一人暮らしの単身世帯。会社の人たちと昼食を一緒に食べる日は孤食ではないけれど、それ以外は毎日が孤食。将来家族をもった時には、いっしょに食事をする時間を大切にしたいと。未来の食卓に思いを馳せることは大切です。人生の先輩の投稿を楽しみにしていてください。 真打ちさんは、食事時間が違うけれど、遅くに帰ってくる家族の食事中に、食卓に同席されているとのこと。誰かの夕食に同席する時間は大切だと私も思います。 tibikoさんは、あえてひとりで食事をする場合もあるのではと。昼食を1人でとられています。そういう時間も大切だと思います。 平日はほぼ孤食のいまいくんさん。ひとりで食べることが「生活のリズム」であり、ランチや夕食を食べようと思えばできるとのこと。それによって孤独やストレスを感じることはないとのこと。「孤食」を本人が希望しているのかどうかは大事なポイントです。 それでは、孤食をする家族が少ない【NO】の方のご意見を見てみましょう。 朝子どもたちがテーブルで食事をし、夫婦二人は台所で並んで食べているちゅまさん。私も朝食作りながらキッチンで立って食べることが多いので良くわかります。共働き家族としての工夫の共食だと思います。 シンゴパパさんは、夕食は食べられないけれど、朝ごはんを子どもたちと食べることで、パパが孤食化していません。共働き家族にとって、平日朝の時間は一瞬かもしれませんが、同じ空間に誰かがいて食事をしているのは、孤食ではないでしょう。 子ども中心の家族だからこそ、孤食メンバーがいないおがわファミリー。今の時期にに、いっしょに食事をし続けることが、それぞれの家族がどう食事の時間を使いたくなるか決まってくるのでしょうね。 みなさま、投稿ありがとうございました。ライフステージと、孤食の関係は大いにありそうです。特にひとりで食事の準備をして、食べることができない、赤ちゃんや子どもたちがいる家族は、おのずといっしょに食事をしなくても、家に誰かがいる状況があります。 そこで、食育白書に掲載されている、「一日の全ての食事を一人で食べる感想」を見てみましょう。 上位2つは、「一人で食べたくない」けれど仕方なくと回答でした。家族がいても、食事の時間や場所が合わないという理由と、単身者と思われる「一緒に食べる人がいない」ために、1日3食一人で食べる人。 家族がいる方は、工夫次第で孤食を回避できる可能性が高いですが、単身の場合は、何気ない日常では食べることができないために、自らどこかに出かけていくか、来てもらうなどしないと孤食はなくなりません。社会全体で考える必要がありそうです。 そして、ネガティブにとらわれがちな「孤食」ですが、27.3%人たちが「一人で食べることが都合がいいため、気にならない」、15.4%は「自分の時間を大切にしたいため、気にならない」という「孤食」を肯定的にとらえる意見もあり、ここは見逃せません。 社会全体で「孤食」が問題だと言われている一方、「孤食」を求めている、救われている人も、長い人生の中でいるのではないでしょうか。 それでは、次の議論としては、「家族の誰かが『孤食』。週に半分以上?」にYES/NOで投稿いただき、 YESの方は「孤食」がいい理由や「孤食」ゆえの悩みを、NOの方は「孤食」にしていない理由や、実は「孤食」を求めているなどの意見を投稿してください。 たくさんの投稿をお待ちしています。 *6月18日(月)朝に発生した大阪・京都を中心とした大地震へのお見舞いを申しあげます。★滝村議長の過去の円卓会議より・家族みんなで食事していますか?・「健康寿命」を意識した食生活、していますか?・親に料理を教わりましたか?
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