働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3504 開催期間 2018年07月13日- 07月20日
皆さん、こんにちは。 久しぶりに議長を勤めさせていただきます、日本総合研究所の翁百合です。今回はキャッシュレス社会について、皆さんと議論していきたいと思います。 私たちは、買い物や飲食の際などの支払いに、クレジットカードや電子マネーなどを日常的に使っています。最近では例えばLINE Payのような新しい決済手段も次々と出現しています。「キャッシュレス社会」とは、小銭やお札(紙幣)などを使わなくても活動できる社会のことをいいます。 「未来投資戦略」とよばれる日本政府の成長戦略で、今年6月、日本のキャッシュレス決済比率の水準を今後10年間で4割程度に引き上げることが政府の目標として掲げられました。現段階(2016年)で、この比率は19.8%とされていますので、それを倍増しようということです。 それではなぜ、キャッシュレス化を政府は目標として掲げたのでしょうか。それは以下のような理由が背景とされています。 1つ目は、企業にとって、現金を数えたり、管理したりするコストが大きいため、現在の深刻な人手不足を考えると、生産性を上げるために必要と考えられること。経済産業省のキャッシュレス検討会のアンケートをみると、小売業、外食産業などのレジ現金残高の確認作業は、1日1店舗あたり中央値で30分、平均値で153分となっており、ものすごく時間がかかっているところもあるようです。2つ目は、アジアをはじめ多くの国から日本へのインバウンドの観光客が増えていますが、そうした人たちが、キャッシュレスで便利に買い物ができれば消費の活性化が期待できること。3つ目は、キャッシュレスで決済されると、私たちの購買履歴などがデータとして残り、データを活用した新しいビジネスの発展が期待できること、などです。 一方で、現金を日常的によく使っている、という実感をお持ちの方もいらっしゃると思います。 それでは、まず皆さんにお伺いしたいと思います。「キャッシュレス社会、賛成ですか?」 賛成の場合、または反対の場合の理由も教えてください。 買い物の支払い、飲食店での支払いなどで、皆さんが日常的に主に使っている決済手段は、何でしょうか?クレジットカード?デビットカード?Suica、PASMOといった電子マネーですか?やっぱり現金派でしょうか?何か理由がありますか?そのようなこともお話しいただけると、キャッシュレス社会も「自分ごと」として考えることができ、議論が深まるのではないかと思います。★関連テーマの円卓会議・フィンテックって知ってますか?★翁議長の過去の円卓会議・病院と薬局の分離。メリット感じていますか?・保険外診療を一緒に受けると保険診療分も自己負担。変だと思いませんか?★翁議長は7/22(日)開催の第23回国際女性ビジネス会議、円卓会議204【Fintechな生活】にも登壇されます!
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.