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会議番号:3504 開催期間 2018年07月13日- 07月20日
皆さん、様々なご意見をお聞かせいただきまして、どうもありがとうございました。 今回はキャッシュレス社会、について考えてみました。最終日の結果は賛成が73%、反対が27%となりました。 レッズさんは、最近、サイバー攻撃が増えており、キャッシュレス社会になると、セキュリティが心配とのご意見です。仮想通貨について、最近コインチェック事件などもありましたから、確かにこういったご意見はもっともだと思います。 そのほかにも、キャッシュレスの便利さは感じているけれど、情報漏洩が心配(2kshir0さん)、つい使いすぎてしまってオロオロしてしまう(hiroさん)、情報弱者や生活困窮者はクレジットカードが使えないので、格差が広がってしまわないか(いまいさん)などの不安をご指摘いただきました。 一方で、これからのサービスとして、Jerrybさんから、様々な決済サービスが横断的に管理できて、支出状況が一目でわかる仮想財布があったら便利、というご意見をいただきました。日本は、決済手段がたくさんあり、使い分けて使っている利用者が多いことが今回の円卓会議でもわかりましたので、こういうサービスが出てきたら、私も便利だろうと思います。 この1週間の議論でわかったことは、全体としてキャッシュレス化の方向は賛成だけれど、利用者の持つ不安への対応も一緒に進めていく必要がある、ということでした。 これからのキャッシュレス社会に向けて期待したいことは、二つありそうです。一つ目は、利用者視点に立った便利な決済サービスが出てくること。今までにない発想で、新しくて便利なサービスがどんどん出てくることを期待したいと思います。 そして二つ目は、利用者の様々な不安を解消すること。利用者の不安は、政府の政策や事業者の技術革新で克服できることもあると思います。たとえば、企業はクレジットカードを使いすぎないよう警告が出すサービスなどを開発できないでしょうか。政府としては、国民のITリテラシーを向上させ、金融教育を普及させていくことも、これからの社会には不可欠の政策と考えられます。そして、データ活用の社会になっていくことを考えると、情報漏洩の防止、サイバー攻撃などに対するセキュリティのレベルを上げていくことが、キャッシュレス社会を進めるうえでの鍵ということもいえそうです。 これからのキャッシュレス社会に向けて、技術の進展や多くの企業の取り組みに期待したいと思います。最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。★関連テーマの円卓会議・フィンテックって知ってますか?★翁議長の過去の円卓会議・病院と薬局の分離。メリット感じていますか?・保険外診療を一緒に受けると保険診療分も自己負担。変だと思いませんか?★翁議長は7/22(日)開催の第23回国際女性ビジネス会議、円卓会議204【Fintechな生活】にも登壇されます!
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