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会議番号:3507 開催期間 2018年08月03日- 08月10日
みなさん、最終日に向けての多くの投稿をありがとうございました。 地域の感染症情報を気にしている方は、66%ですね。やはり、感染症情報を気にされている方は多いと思います。 「治癒証明書を出さずに治癒を証明するには?」とした3日目の投げかけに、考えさせられる意見をいただきました。まず、大前提として、NOBUさんの意見のように、学校では二次感染を避けなければなりません。治って間もない、まだ登校できないのに、登校許可書をもって学校にきている児童もいる、ということでは、結局、医療機関に受診しても意味がないことになってしまいます。 チョモランマさんは、学校や保育園に連絡する方法はいくつかあるものの、親があらかじめ登校・登園していい状況を確認し、子どもが集団生活に戻れる状況になったら親の責任で学校や保育園に伝える、とあります。blueberry53さんも、親自ら記入して学校に提出する、と意見されました。親の責任となると、いぬいるかさんがコメントしているように、「性善説に基づく自己申告」になってしまいますね・・・。 Jerrybさんがコメントされている、最初に診断を受けた時に発症日を記載して、その時点で、XX日までは登校・登園できません! と最初の受診時にtime courseを作り、それを学校や保育園に連絡すれば少しは懸念が減りますね。私が知っている千葉の医療機関は、すでにこの用紙を導入して、診断がつくと保護者の方に渡しています。そこで、どんなに早くてもXX日までは登校・登園はできません、と強調しています。 おれんじ78さんの言うように、医師以外の医療関係者、たとえば、保健師さんや看護師さが、状況を確認して判断するという案はいいですね。迷った場合に、医師のダブルチェックをお願いする等ですね。そうすると、混みあった診療を待たずとも、判断を受けられる利点はありますね。そもそも治癒証明書は、学校と地域の医療機関の話し合いで対策するものなので、これも案としてよさそうですね。 月のしずくさんのコメントである、病児・病後児保育所もしくは学童を充実させる、これはとても大切なことだと思います。そもそも病児保育ができる施設が少なすぎることと、申請するにあたって手続きが多すぎること、これは、問題だと思います。内閣府でも、すでに議論が始まっております。参考:内閣府「病児保育事業について」 そして、もう一つの案として、kyoko004さんも意見されているテレワークが挙げられますが、どうでしょうか?米国のように、日本でもテレワークをもっともっと導入できればいいのに、と思います。自宅でオフィスの一部機能が代用できれば、仕事に行かなければならない、として無理に子どもを集団生活に戻す必要は少なくなってくるのではないでしょうか?もちろん、テレワークできない職種の場合には、別ですが・・・。 前職のCDC(米国疾病管理予防センター)では、Branch内かteam内でテレワークできる人を何人選出する、ということが決まっており、週に1回はテレワークになります。私も、blizzardなどの悪天候で出勤できない日はテレワークを行っておりました。テレワークに関する円卓会議もあったと思いますので、議論はそちらにお任せしようと思いますが、感染症の観点からも日本で積極的に進めていただければと思っています。 今回は、地域の感染症情報、気にしていますか?という議論にて、治癒証明書まで意見を出してきました。60%以上の方が、地域の感染症情報を気にしており、さすが!と思いましたが、普段、当たり前のようにもらっている治癒証明書については、いろいろ考えさせられました。 今年は、9月からいくつかの地域(県)で、「治癒証明書について」として講演を行います。法的なことや、現場で何が必要なのか?を勘案して、また、皆さんの意見も参考に、地域の感染症対策を解説してきます。 1週間、ありがとうございました。 ※追加情報です。いぬいるかさんは、オンラインシステム診断で証明書を発行してもらいたいとありました。すでに厚労省は、新型インフルエンザが発生した際、一部の条件がそろえば、患者は医療機関を受診しなくてもFAX等で薬がもらえるように法的整備がされています。★田村議長の過去の円卓会議より・母乳と粉ミルク。赤ちゃんの健康に影響があると思いますか?・インフルエンザ、早くも流行。ワクチン接種、受けますか?・RSウイルス、知っていますか?
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