働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3510 開催期間 2018年09月07日- 09月14日
宗教文化についての教養を深めようとすると、誰もができることは関連する書籍を読むことですが、ではどんな本を読むかです。 cheerさんは、「マクロ視点とミクロ視点を行ったり来たりする」ということを心がけておられるようです。偏りのない見方を養うにはなかなかいい方法と思います。 書籍だけでなく、レッズさんのように、お坊さんに話を聞くという方法もあります。しかし、おれんじ78さんのように、「ある宗教に興味関心を示した途端に、激しい勧誘」にあったという経験をお持ちの方もいます。本を見定めると同様、人を見定めるのが大事になります。相手の人柄がある程度分かってからという方がよさそうです。 kitazakuraさんには、学校の現場での状況を紹介していただきましたが、教育の現場では宗教文化の理解は喫緊の課題になっています。これはおおむね小学校、中学校、高校という順に進行しているようです。外国から日本に来て働いているうち、子どもが生まれて学校に通うようになったという人が増えているからです。 こうした場合は、自分が置かれた環境から何を学ぶべきかを考えなくてはなりませんから、好き嫌いを言っておれなくなります。目前に起こった問題に対処するための、実践的な教養を身につけるという発想も必要になります。 ところで、宗教文化についての教養を深めるための努力を始めた人が、しばしば気づくのが、実は日本の宗教文化について、自分がよく分かっていなかったことです。相手が担っている宗教文化や価値観を理解する上では、自分が無意識のうちに影響を受けている日本の宗教文化や価値観もまた自覚化することが求められます。 こういう視点も含めて、さらに宗教文化の教養を深める上では、どんなものが手がかりになるか、どんな試みが有益かなど、少し実践的な観点からのご意見をいただきたいと思います。思いつきでもけっこうです。会議最終日に向けて多くの投稿をお待ちしています。★井上議長の過去の円卓会議より・「ハラール」という考え、理解していますか?・家族や友人と宗教について話しますか?・外国人観光客増加。多様な宗教の習慣、理解していますか?
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