働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3510 開催期間 2018年09月07日- 09月14日
DiamondBarさんは全体を見渡した本が役に立つと感じておられるようです。ひるねさんは、日本の宗教文化を知るために、まずは神社やお寺に関しての歴史とフィールドワークということを挙げておられます。unagiさんはミャンマー、中国、タイなどの人と話した経験から「仏教ひとつとっても、国によって捉え方がまったく違う」と実感されたようです。ムジさんはウェブの情報を利用しているということ、blueberry53さんは「中立的な立場で相談できる窓口を設けることが効果的」とお考えのようです。 いずれも具体的で、それぞれの方向からのアプローチになると思います。 宗教文化の教養を深めたいと思うときに、大きく分ければ、全体を見渡せるような情報を書籍やウェブから得るという方法と、国外の宗教文化や自分の身の周りにある宗教文化を自分自身で感じていく方法とが考えられます。 後者は置かれた環境によって、それぞれの人が可能なことを探していくしかないのですが、その場合でも全体を見渡せるためのガイド的なものがあれば、参考になるでしょう。 中立的な立場ということに関係するかと思いますが、2011年1月に宗教研究が専門の数十名の大学教員、さらに宗教を研究する2つの全国学会が協力して宗教文化教育推進センターを設立しました。現在私がセンター長を務めています。 主に大学生や教員を対象にしていますが、このセンターが運営するホームページでは、一般の人にも役立つような情報をオンラインで公開しています。関心のある方は一度ご覧になっていただけばと思います。とくに「教材」のコーナーには、基本的な学びに際して役に立つと思われる書籍が紹介されています。 宗教の勧誘に嫌な経験をお持ちの方もおられたようですが、宗教文化の学びは人間の生き方の多様性を知るためのものであるというふうに考えて、宗教問答にならないような形で教養を深めていただければと思います。 一週間、お付き合い、ありがとうございました。★井上議長の過去の円卓会議より・「ハラール」という考え、理解していますか?・家族や友人と宗教について話しますか?・外国人観光客増加。多様な宗教の習慣、理解していますか?
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