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会議番号:3511 開催期間 2018年09月14日- 09月21日
円卓会議の締めくくりの今日、国際平和デーを迎えました。「まずは大人としての役割を果たす。身近な人を敬う姿勢」(にしひがしさん、真打ちさん)、「寄付をして情報を得る」(あさーかすさん、blueberry53さん)、「歴史から(過ちを)学ぶ、語り継ぐ」(レッズさん、unagiさん、いぬいるかさん)などの投稿をいただきました。 子どもは周りの大人の背中を見て育ちますから、以前民族対立の激しい地域での仕事で、大人がいつも敵対する民族への憎しみの言葉ばかり口にする中で支援活動にあたりながら、大人たちの言葉が子どもたちの心にどんな影響を及ぼしてしまうかがいつも気がかりでした。世界で起きていることを知ること、歴史を学ぶことは、ほかの国々の人々のものの見方や感情などを理解する上で非常に重要でしょう。やはり違う立場へのリスペクトというものが平和の下地として不可欠ですね。 国連トップのアントニオ・グテーレス事務総長は、今年で70周年の節目となる世界人権宣言に絡めながら、国際平和デーのメッセージを寄せています。このメッセージの中でグテーレス事務総長は「飢餓や貧困、圧制を免れ、豊かさと繁栄を実現できて初めて、平和が根付く」と、平和を単に戦闘行為のない状況というような狭いとらえ方ではなく、より広くとらえつつ、私たちに声を上げることを呼びかけています。「ジェンダーの平等のために、包摂的な社会のために、そして気候変動対策のために。学校や職場、家庭で皆様の役割を果たしてください。どの行動も重要です」と行動を促しています。 グテーレス事務総長は今年8月に訪日した折、長崎を訪問。国連事務総長として初めて長崎の平和祈念式典に参列してスピーチを行い、さらに被爆者の方々からひざ詰めで直接話を聞きました。長崎での体験は核軍縮や平和というものに対してあらためて彼の決意を奮い立たせる機会となり、こんなメッセージを残しています。「すべての原爆被害者、そのご家族のみなさま、そして長崎にお住まいの方々との深い連帯を私は表明します。私のメッセージは明確です。勇気ある被爆者の叫びに続くこと ― 長崎を二度と繰り返さないように、と」 国際平和デーが昨年よりも皆さんに定着しつつあることがわかる8日間の円卓会議となりました。昨年よりも一層中身に踏み込んだ投稿が多く寄せられ、励まされています。 お付き合いいただき、どうもありがとうございます!★根本議長の過去の円卓会議より・国際女性デー、知っていましたか?・国際平和デー、知っていますか?(2017年9月)・「SDGs」に取り組んでいますか?
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