働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3546 開催期間 2019年06月07日- 06月14日
今回もたくさんのご投稿をいただき、ありがとうございました。YESが少し増えたようです。前回は「性差別」と「性差ゆえに必要な区別」についてご意見を伺いました。 まうやんさんは、採用面接の際に受けた質問を「性差別だな、セクハラだな」と思ったそうです。結婚や出産の予定を尋ねることは、現代の感覚では差別とみなされるでしょう。yukodeluxeさんは、職場の部門長が「そろそろ子どもができるかもしれないから」という理由で女性にチャレンジの機会を与えないことを、差別だと感じていらっしゃるそうです。 職場だけでなく、学校で性差別を感じた経験を書いて下さった方もいます。いーちゃんさんは、高校生の娘さんの担任の先生の言葉に違和感を覚えているそうです。数学について娘さんを褒める時「女の子にしては珍しく、普通思いつかない解法でよく解けています」と言うそうです。「女の子は数学が苦手」という性差に基づく先生の偏見が表れていて残念です。 撮影のお仕事をしているunagiさんは「炎天下でのスポーツ大会など体力を激しく消耗する仕事、深夜までかかるような仕事は、当たり前のように男性の仲間とチームを組んできました。逆に食品やファッションなど繊細な感性を必要とする仕事は女性にお願いするなど、自分の中で明らかな区別があったことに気づきました」とご自身の体験を書いて下さいました。 私はメディア業界で書く仕事を長年してきて、unagiさんのおっしゃるような男女の職域分離があることを感じます。unagiさんは、そうした体力に基づく男女の仕事の区別を「それは思い込みであり、個人のチャンスをつぶす「差別」だったかもしれません」と書いて下さいました。このように気づいて、個人の希望を聞いてくれる方が増えたらいいなと思います。 最後に、性差に基づく妥当な区別について書いて下さったDiamondBarさんのコメントをご紹介します。海外の拠点に派遣する人を選ぶ際、実力をもとに検討した上で「「治安に懸念のある場所は女性は派遣できない」ということで、候補から外れ」たことがあるそうです。通常の犯罪に加えて性犯罪のことも考えると、仕方ないのか、少しもやもやが残りつつも仕事の現実を記して下さいました。 多様なお仕事経験に基づく「差別」と「区別」に関するご経験、ご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。 最後に、職場や家庭、地域で見ることがある「性差別」について、改善したり是正したりするため、ご自身が何か行動したことがあれば、ぜひ教えてください。また、これから行動していきたいことも教えてください。たくさんのご意見をお待ちしております。★治部れんげさんも登壇!2019年7月7日(日)開催第24回 国際女性ビジネス会議 W20 and Beyond *English only.★治部議長の過去の円卓会議より・幼児教育無償化、賛成ですか?・日本政府の待機児童対策、上手くいっていますか?・あなたの仕事、数年前よりフレキシブルになっていますか?
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