働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3555 開催期間 2019年07月26日- 08月02日
男性の育児休業にまつわるトラブルが話題になっています。発端は、6月はじめに「夫が育児休業明け2日目に関西への転勤を命じられた」と、ある女性がSNS上に書き込んだことです。 新居を購入して引っ越ししたばかりで、女性自身は育休からの復帰を控えていたといいます。結局夫は、退職することを決めました。書き込み内容から、夫の勤務先がカネカであることが分かり、「社員のワークライフバランス支援はどうなっているのだ」とネット上で炎上。同社は対応に追われることになりました。会社のイメージダウンもあってか、カネカの株価はその後低迷することになります。 さらに6月末にはアシックスに勤める男性社員が、育休明けに不合理な人事異動をさせられたとして会社を提訴しました。約1年の育児休業を2回取得、それぞれの休み明けに出向先の倉庫で力仕事をさせられたり、意味の見いだせない雑務をさせられたりしたといいます。育休をとる男性に対する「見せしめのようなもの」と男性は訴えています。 こうした対応に対しては「パタハラではないか」との声が上がりました。パタハラとはパタニティ(父性)ハラスメントの略。女性に対して妊娠や出産を理由に嫌がらせや差別をするマタニティハラスメントの男性版です。 折しも、「男性の育児休業を義務化しよう」という議員連盟が立ち上がりました。男性の育児休業取得率は、厚生労働省の調べではいまだ6.16%にとどまります(2018年度雇用均等基本調査、速報版)。義務化により男性の育休取得を根付かせ、企業風土を変えていこう、意識改革を促そうというものです。一方で、男性の育児休業義務化には、懐疑的な声も聞かれます。 さて、あなたは男性の育児休業の義務化に賛成ですか。反対ですか。その理由も含めてお聞かせください。★野村議長の過去の円卓会議より・入試、就職、昇格で 「女性差別」と感じたことがありますか?・フェイクニュースにだまされない自信、ありますか? ・定年を意識したことがありますか?
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