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会議番号:3562 開催期間 2019年09月20日- 09月27日
それぞれ具体的な事例を挙げていただいて、ありがとうございます。 (ニライカナイ)さんは、クリスチャンのアメリカ人に八百万の神という考えに関していろいろ質問されたので、自然信仰のことなどを話したということです。八百万の神のことをきちんと説明できる人などほとんどいないので、習俗的な神仏との関わりの話でも、相手の人にはいい体験だったと思います。 (ひるね)さんは、オーストラリア人の女性に神社での拝礼や手水の作法について教えて喜ばれたということです。手水を飲用だと思っていたとのことですが、実は私も似た体験があります。京都の伏見稲荷大社に行ったとき、イスラム教徒の女性が数人、団体でやってきました。そのうちの一人が手水を飲もうとしたので、声をかけて、それは飲むものではなく、手を洗うためのものだと説明しました。 (Tosuku)さんは、インドから来たヒンズー教徒やイスラム教徒の人たちにお寺や神社のお参りを喜んでもらったということです。私の経験でも日本の宗教施設の案内は、とても関心を持ってもらえることが多いように思います。 イスラム教徒は他の宗教に厳しいと思っている人もいるようですが、意外に日本の宗教文化や習俗に関心を持つ人が多いようです。むしろ日本人のほうが構えがちかもしれません。 外国人に応対するときに、宗教のことまで配慮するのはちょっと荷が重いと感じる人もいるかもしれません。でも、お互いの文化をより深く知り合える機会というふうに発想を切り替えてもらうと、意外に楽しくなるかもしれません。(blueberry53)さんのご意見もこれに近いニュアンスのものとして、受け止めました。 一週間お付き合いありがとうございました。 ★井上議長の過去の円卓会議より・宗教文化についての教養、深めたいですか?・「ハラール」という考え、理解していますか?・外国人観光客増加。多様な宗教の習慣、理解していますか?
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