働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3565 開催期間 2019年10月04日- 10月11日
10月1日から消費税が8%から10%に引き上げられました。軽減税率の導入、上げ幅が前回の3%よりも少ない、ポイント還元などいろいろな対策が出されている、などの理由で、多くのエコノミストは、増税の経済への影響は少ないと見ています。増税直前に買いだめに走る消費者(私も思わずトイレットペーパーを買いました)の姿が報じられましたが、今回の買いだめは規模が小さいので、増税後の消費の落ち込みも少ない、ように思えます。 その一方で、景気が下降局面に向かっているなかでの増税だけに、増税による消費の減退で景気への悪影響は大きい、というエコノミストもいます。3%から5%に引き上げられた1997年を境に日本経済はデフレ経済に入り、5%から8%に引き上げられた2014年を境に消費の停滞が続き、消費増税が経済成長の水準を引き下げてきた歴史からみても、今回の増税で消費の落ち込みと経済成長の鈍化はしばらく続く、という論者もいます。 消費税が消費にとってブレーキであることは確かでしょうが、どのくらい規模と期間でブレーキになるのか、見方が分かれるところだと思います。家計消費の国内総生産に占める比率(2016年)は、米国の66%に比べると低い数字ですが、個人消費が経済成長の最大のエンジンであることには変わりありません。増税後のみなさんの消費動向が日本経済の今後に大きく影響するというわけです。 そこで、増税でみなさんの消費行動に変化が起こるのかどうかを問いながら、消費税の問題を考えてみたいと思います。消費増税、「買い物」に変化はありますか? みなさまの意見をお寄せください。よろしくお願いします。 ★高成田議長の過去の円卓会議より・横浜IR。カジノに行きますか?・日米同盟、安泰ですか?・消費増税延期。安倍総理、信頼できますか?(2016年6月実施)
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.