働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3582 開催期間 2020年02月21日- 02月28日
本日の日経新聞朝刊には、「在宅勤務5割」というタイトルの記事がありました。 →主要企業で返答があった136社の『46%』 新型コロナウイルス対策として「在宅勤務」を実施する企業が、急激に増えています。そして、27日の総理からの「全国の小中学校・高校に臨時休校要請」で、さらにその動きが加速すると思います。 イー・ウーマンのピアにも、お子さんが自宅にいることになり、仕事をどうしようかと悩んでおられる方が多いのではと思います。 もちろん「休む」というのも選択肢ですが、長期になることが予想されます。在宅勤務が可能な方は実施し、そうでない方も会社に「自宅で仕事をさせてほしい」と声を出してください。 「ウチは難しい」「急にはできない」という返事があったしても、今の非常時であること、自分としては、休むのではなく仕事をしたいという前向きな気持ちを伝えつつ、自ら「具体的な方法」を提案してください。 昨日、私も思い立って、Youtubeでひとりライブ配信をしました。なぜ「ひとり」かというと、社員は全員在宅勤務だからです。良かったら参考にしてください。【緊急】新型コロナウイルス対策としての在宅勤務ノウハウ (本日は、具体的な方法を配信予定です) 以下、ピアの皆さんからいただいたご意見とアイデアをまとめました。 ■新型コロナウイルス対策として、働く立場からの提案 会社が時差出勤や在宅勤務(上限なし)を推奨し、一斉の在宅勤務も検討中というyuk-haさん(埼玉県)。2年前から導入し、生産性の向上につながるよう試行錯誤されてきた成果ですね!スモールトライ→検証→拡大を進めてきたというナカサワさん(東京都)。素晴らしいですね。また、「テレワークは選択肢の一つで、絶対ではない」というご意見、実は、私も賛成です。『テレワークは、その人がその時に、一番パフォーマンス良く働ける働き方』。また、『会わないで仕事ができる働き方ではなく、会えない時期があるからこそ、会うことを大切にするテレワーク』であってほしい、と講演などで話をしています。 今回のことを、壁を超えるための課題を見つけ、壁を超えるチャンスにしたいというフラットさん(神奈川県)さん。働く立場からは、「会社の方針」としてもらえること、重要ですね。頑張ってください。 在宅勤務は難しいが、緊急時の対応・対策について会社が取り組んでいることで、やりやすいという、パフィンドーナッツさん(埼玉県)。非常時こそ、日ごろからの会社の姿勢、発信力が、社員の気持ちの安心にもつながりますね。 「利用を促進」の壁を乗り越えるには、いきなり100%を求めず、まずやってみること、という、DiamondBarさん(東京都)。はい、おっしゃる通り、「どうやったらできるかをみんなで考えていく」ことが重要ですね。そして、経営の重要課題として取り組むことも必要です。 在宅勤務で本来業務が十分にできなくても「次に備えるために、今、できることをする」という、blueberry53さん(大阪府)。その通りですよね! 「できない、できない」ではなく、これを前向きに考えて行動したいですね。 ■テレワークできない職種でも「壁」を乗り越える提案工場など在宅勤務できない人は、感染対策として、自身の健康管理(睡眠、食事、運動)につきるという、ベトナムの製造業工場代表のmarco302さん(海外)。そして、おっしゃるように、現場での対応可能なシステムをどう構築するか、を検討する機会にすることが重要ですね。AI技術の活用により、今後は「対患者」ではなければ出勤を減らすことは可能という、病院勤務のまうやんさん(東京都)。そうなんです。テクノロジーは進化しています。対面業務だからダメではなく、遠隔でも対面に近いことが可能になれば、「診察」という行為も、(今回のようなケースでは)安全に実施できるかもしれません。関係者全ての健康管理の徹底と免疫力を高めること、という通所介護の現場で働くじゃすみん(東京都)さん。 24時間365日のシフト勤務の部門もあり、在宅勤務は難しい介護業界で働くサチコ(東京都)さんも、検温・手洗い・消毒・マスクの着用といった対策が、今は、現実的です。 でも、『中止せず いかに物事を進めるか』という側面を知った、整骨院で働く真打ち(栃木県)さんのご意見にもあるよう、最新のテクノロジーを活用し、知恵を絞ることで、これからの医療・介護の現場も、変わっていくかもしれません。 この円卓会議も最後になりました。開催中に、国の基本方針の発表、大型イベントの自粛要請、経団連への在宅勤務要請、そして、小中校の臨時休校要請と、さまざまなことが発生する中での、たくさんの生の声。本当にありがとうございました。 最後になりますが、「テクノロジーが進化すれば、テレワーク可能な業種が増える」ことをお伝えするために、動画をご案内させていただきます。 これは、6年前のMITの研究動画です。このテクノロジーはさらに進化していることでしょう。呼び先にセンサーがつき、もっと細かい動きができるようになれば、マッサージ師の方もテレワークできる時代が来るのではないか、と想像してしまいます。 → Amazing Technology Invented By MIT Tangible Media YouTube★田澤議長の過去の円卓会議より・「テレワーク・デイズ」って知ってますか?・テレワーク、あなたの生産性上がりますか?・在宅勤務、したいですか?
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