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会議番号:3594 開催期間 2020年05月15日- 05月22日
早いもので、第4日目がやってきました。頂いた投稿は皆さんの経験や考えが伝わってくるものばかりで、教育に対する熱意を改めて感じました。ありがとうございました。 まず、一部に対してサポートを増やすことについて、blueberry53さんの「個別に補助教員などが行う」案や、anzunosakeさんの「使いこなすためのヘルプデスクのような存在は必要」というご意見のように、必要である認識をみなさんと共有できました。 教育の公平とはどんなものなのか、という私からの問いかけについて、nekosaurusさんは「教育を受ける機会や内容であって、皆が歩調を合わせることではない」、anzunosakeさんは「今まで諸事情で教室に来ることが出来なかった生徒たちも含めて「学ぶ機会」を広げること」とそれぞれお寄せくださいました。健康状態や環境によって登校が難しい子ども、あるいは、住んでいる地域に子どもが必要とする専門家がいない場合もあるかと思います。 真打ちさんは「教育の種」を「土壌(子どもの環境)に合った育て方で発芽し、実を結ぶもの」と表現されました。その「実」にあたるもの、つまり、生徒たちがどのように学んで成長したか、そこに求める公平とはどんなものでしょうか。 教育の結果を測る場合、テストの点数などの達成度、それから、前回からの伸びに注目する方法と大きく分けて二つあると思います。例えば、計算テストで、前回80点だった生徒が90点を取った場合、また、前回50点だった生徒が70点を取った場合、どのように評価しますか。90点の生徒の方が得点は高いですが、20点も点数が伸びた生徒は、確実に成長したと言えるでしょう。どちらの生徒にも伸びしろはありますが、必要なサポートは同じではないかもしれません。 DiamondBar さんが「100のことを教え」と表現されたように、日本では与えるものを一定にし、結果はまちまちになっている場合が多いのではないでしょうか。基本を掘り下げたり、やり方を変えたり、あるいは発展した内容も教えられる環境が、子どものニーズに応えられると思います。対面授業の教室では実現が難しいことであっても、オンライン授業が一役を担う可能性は十分あると思います。私は総ての子どもが力を発揮できる教育環境こそが、公平なのではないかと考えています。 この一週間、皆さんとオンライン授業について考えてきました。全国の学校が再開した後も、対面授業とともにオンライン授業が活用され、子どもたちが伸びる機会が大きく広がるよう願っています。
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