働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3594 開催期間 2020年05月15日- 05月22日
第1日目に多くの投票とご意見を頂きました。ありがとうございました。Yesの票が80%を超え、皆さんの関心と期待の高さが伝わってきましたし、投稿からはオンラインならではの課題も複数浮かび上がってきました。 くもんえみこさんとパフィンドーナッツさん、そしてTohkoさんのコメントから、オンライン授業のメリットの一つ、通う時間がかからない点を挙げて頂きました。通勤・通学に長い時間がかかる方が多い日本において、これは大きなメリットですね。 皆さんの投稿に繰り返し出てきた点が、オンライン授業は万能ではなく、発展途上である点です。Kylinさんはオンラインでは得られないこととして、実体験の大切さを挙げてくださいました。コロナ危機の現在のように、実体験する機会が限られた状況であれば、例えばコンサートのインターネット配信や、博物館のバーチャル展示を見ることなども一つの方法かもしれません。発展途上という点では、私の学区でも、短期間で準備をして始まった家庭学習ですが、秋からの新学期に備え、教員向けの新たなオンライン授業の研修について計画が進んでいます。 Yes、No両方の投稿から、オンライン授業を支える環境の整備が大きな課題である点が明らかになっています。大学で教鞭を取るまさんからは、「公費補助をもっとしてほしい」と政府主導の環境整備の必要性を訴えています。ネットワーク接続の不具合の声も複数ありました。家庭で使うデバイスの確保から安定したネットワーク接続、そして教える側、教わる側双方の準備に至るまで、どれか一つが抜けても誰もが参加できるオンライン授業は成り立ちません。 学校が再開したとしても、再び休校になる可能性もありますし、教育機会を確保する方法として、オンラインで学ぶ環境整備を進めることは大事ではないでしょうか。第2日目は、政府や自治体主導で進めてほしい部分、学校が在校生のニーズに合ったサポートをする仕組みづくりなど、家庭に近い学校から政治の場まで、様々な立場でオンライン環境の整備に取り組むことをみなさんと検討したいと思います。 どのような政策や取り組みがオンライン授業を公平に広め、発展させるのに有効でしょうか。オンライン授業が新たな格差を生むのではなく、総ての子どもにも学ぶ機会が行き渡るよう、考えてみたいと思います。「オンライン授業に期待しますか?」にYes,Noでお答えの上、意見をお聞かせください。期待していない、という方も、どのような取り組みがあれば可能性を見出せるか、ご意見をお寄せください。海外からの投稿は、国名を添えてお送りください。*イー・ウーマン編集担当より皆様へ投稿のルール「I statement」を守り、自分の考えや体験を投稿してください。「I Statement」では、例えば「誰々はどうすべきだ」ではなく、「私」を主語とし、「私は誰々にどうしてほしい(~~を望む)」と述べることがルールです。掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。
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