働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3597 開催期間 2020年06月05日- 06月12日
みなさまご存じの通り、政府は新型コロナウイルス感染症対策のための緊急事態宣言を5月25日に解除しました。緊急事態宣言中に休園、休校になっていた保育園や幼稚園、学校は、徐々に再開し始めています。 卒園・卒業式、入園・入学式などができなかったり、新しいクラスの友だちや先生と会えていなかったという子どもたちも多いでしょう。また、親も突如として在宅勤務となったり、登園自粛を余儀なくされ、家で子どもの面倒を見ながら仕事をするというような状況に追い込まれた方も少なくありません。 緊急事態宣言は解除されましたが、登園自粛は6月末まで続いているところもあると聞きます。学校も分散登校ということで、数時間や半日で帰宅する場合もあり、以前のような生活リズムにはまだまだ戻っていないというのが現状でしょう。 緊急事態宣言中は、平日でも家庭内で家族とずっと過ごすことになり、コミュニケーションが増えたといういい面も伝え聞きましたが、「もう限界」というママたちからの悲痛な声も多数聞こえてきました。 子どもへの虐待が増えているのではという報道も一部ありましたが、児童相談所の担当者に直接ヒアリングすると、コロナ禍によって「急に増えたという印象はない」という言葉も聞きます。夫婦間のDVもしかりです。筆者は、家族のストレスは高まっているものの、全員が家にいるため、SOSを出しにくい状況下に置かれている可能性も大きいと思っています。 虐待というところまでいかなくても、子どものすこやかな成長・発達が守られていないようなことも、数多く起こっており、学校再開に対しての懸念も示されています。 学校再開にあたり、日本の先生方へのメッセージ~国連子どもの権利委員会委員 大谷 美紀子 弁護士より~ 国連子どもの権利条約 第2波、第3波も心配される中、大人、親自身も不安やストレスにさらされる中、子どもへの虐待や、虐待とまでいかなくても、マルトリートメント(不適切な養育)も心配されます。 コロナ禍。子どもへの新たな虐待、気付くことありますか?子どもへの関りについて、ご自身の体験や、周囲の子育ての様子から不安を感じることなど、気付くことがあればぜひ具体的にお聞かせください。
★高祖議長の過去の円卓会議より
・「休校」。親子のストレス、減らす方法ありますか?
・虐待通告、ためらいますか?
・「ワンオペ育児」。母親の負担を減らす方法、ありますか?
★コロナ関連テーマのバックナンバー掲載中!
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