働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3597 開催期間 2020年06月05日- 06月12日
たくさんの投票と投稿をありがとうございます。緊急事態宣言が解除され、今は自粛制限も徐々に緩やかになってきましたが、コロナ禍によって、大人も子どもも大きく生活が変わりました。 悪かったこと、困ったこともたくさんありましたが、「コロナ禍によって親子の時間が増えたことはよかった」(n.danさん)、「近所に食材の買い出しに行くと、子どもと過ごすお父さんの姿を目にすることが増えました」(グッドラックさん)の言葉のように、よかったこともありました。今まで子どもとゆっくり話す時間もなかったけれど、親子でたくさん話すようになった、一緒に食事を作った、親子でボードゲームをしたなど、親子の時間が充実したという声も聞かれました。よかったことは、ぜひ、今後も継続していかれるように工夫していきたいですね。 「夕飯の時に「今日はどうだった?」と軽く聞く様にしています」という、高校生のお子さんを持つ、じゃすみんさんからの投稿もありました。親から子どもに問いかけるプッシュ型のコミュニケーションは、子どもに注目している、気にかけているというメッセージにもなります。コロナ禍だけでなく日常的にも、心がけていきたいですね。 仕事に追われていると、親子の時間が少なくなってしまうというのは、共働き世帯などでよく聞かれる悩みです。仕事を軸にするのではなく、家族時間の確保を軸にしながら、仕事時間や仕事の方法、仕事をする場所についても改めて考えていかれるといいですね。今までは、通勤するのが当たり前でしたが、在宅勤務にすれば通勤時間が一気に無くなります。打ち合わせや会議も出向かずに、WEB会議で十分だったということもあるでしょう。今まで当たり前だと思っていた仕事の仕方も、改めて見直しブラッシュアップするいいタイミングだと思います。 「虐待などに気づくには、どんなことがサインなのか啓蒙が有効」(Penguinさん)という投稿もありました。2020年4月から子どもへの体罰禁止(親権者等は、児童のしつけに際して、体罰を加えてはならないことが法定化)がスタートしています。コロナ禍にかき消されがちですが、「体罰等によらない子育てのために~みんなで育児を支える社会に~」という特設のWEBページもあり、リーフレットや冊子もダウンロードして使えます。子育て中の方はもちろん、支援者や一般の方にも、子どもへの向き合い方について参考になると思いますので、ぜひご一読ください。 みなさんから子育てについて、いろいろな角度からの情報提供やお考えを聞かせていただくことができ、私自身勉強になりました。また、この機会に親子へ改めて温かいまなざしを向けてくださったことに感謝しています。 いつもお伝えしていますが、コロナ禍に限らず見張るのではなく見守る目が大事です。そして、子どもが自分の困りごとや考えを伝えられたり(意見表明)、大人と相談しながら解決できるように親や周囲の大人がサポートしていく。子どもが健やかに育まれる社会ができれば、虐待はなくなると思っています。
★高祖議長の過去の円卓会議より
・「休校」。親子のストレス、減らす方法ありますか?
・虐待通告、ためらいますか?
・「ワンオペ育児」。母親の負担を減らす方法、ありますか?
★コロナ関連テーマのバックナンバー掲載中!
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