働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3605 開催期間 2020年07月31日- 08月07日
皆さま、今後の料理や食卓の在り方についての投稿ありがとうございました。 「料理の回数、増えましたか? 」の最終投票結果は、YES:62%、NO:38%でした。3人に2人の方は、料理の回数が増えたという結果となりました。 改めてこの事実は、料理の歴史において記録すべき出来事でしょう。今回参加された方の60%の人が日々の生活で料理を作る機会が増えたことは、確実に人々の暮らし方が変わった証拠です。 それでは、どのように皆さんの生活が変わって、どのように今後、日々の料理や食事の支度をしていくのか具体的に見てみましょう。夫婦の関係、工夫、料理の意味、外食の在り方など、様々な声が上がりました。 それではYESの方から。 子どもの休校も重なり料理の頻度が増えたPiwoさん。ストレスを溜めないようにするために、今までに作ったことがない料理に家族でチャレンジし楽しまれています。失敗を笑いにできる気持ちの持ちようは大事ですね。 時間ができたことで、料理を楽しまれているle petit princeさん。この経験を通して、新たな、保存できる作り置きや、それを活用したアレンジレシピのレパートリー増やしてくださいね。 日々の料理の救世主として「レトルトの炊き込みごはんの素」の手軽さと美味しさを発見されたのはこはくさん。十分手料理ですよ。世の中に手抜き料理はありません。工夫をした手間抜き料理ですから。お家カレーもいいですね。料理上手。食卓の笑顔が広がれば、どんな作り方でもいいんです。これからも、こはくさんの令和の家庭料理道を楽しんでください。 料理だけでなくお菓子作りも増え自炊率が高まったのはmarco302さん。デリバリーや外食をうまく活用し、コロナ禍におけるストリスフリーな食事の選択をされています。これから、このスタイルは増えていくでしょうし、外食産業もシフトしています。もっと便利になるでしょう。 料理の頻度が増えるこの機会に、食の安心安全により気を使うようになられたDiamondBarさん。ぬか漬け始められた方、多いですね。SNSの投稿でもよく見かけました。ぬか床生活長く続けてください。 次に、NOの方。今回の議題はNOの方のコメントは、すでに未来の食のスタイルを先に実現された方にも思えました。 なみへいさんは、家族全員が自分で料理を作り、皆が作ることでおかずがあまり、翌日まわる。自然に作り置きができる循環ができています。パパ料理研究家の活動としては、なみへいさんのような家族を増やしたいと思っています。お互いに支え合う家族が増える社会を作っていきたいです。 料理は大事だし、夫婦で好みの味を食べるためにも料理をされる本の虫さん。今後は、より家庭料理っぽい、味も薄い総菜も増えるかもしれません。 回数は変わらないけれど時間が増えたと、あきんぼさん。その視点は大事なご意見です。 急に生協の利用者が増えたことで、日々利用していた食材が欠品したという事実も現場の声ですね。食に関わる仕事をしている人たちは知っておくべき事例です。 外食選びの際に、感染予防しているかどうかがポイントになると、おがわさん。コロナという見えない敵と戦うためには、あらゆる予防に気を配る必要がでてきますね。安心安全に暮らせるようになるときまで、無理なく予防していきましょう。 皆様、1週間、たくさんの投稿とコメント、誠にありがとうございました。 皆さん、コロナで在宅を余儀なくされたことで、・今まで作らなかった料理にチャレンジ ・家族で協力しあう ・外食、中食をうまく活用 ・当たり前に作っていた料理の意味を再確認 ・感染予防を意識した食事 と、様々な工夫をされて暮らす現実が見えました。 そして、そのように工夫する背景には「ストレスフリー」になるためや、自分や家族との「ゆとり時間」を作るためにされているように感じました。 コロナで、人々の料理の仕方、考え方をアップデートする必要がありそうです。どんなときにも、人は「ゆとり」が必要かもしれません。急激な変化によって、結果的に気づきを得た、そのほうがよかったということも。 わたしが理事をつとめる「ゆとりうむプロジェクト」での調査では、女性のみに聞いたアンケートですが、Stay Homeを経験して家事分担の必要性を感じた人は54.1%でした。さらに心、時間にゆとりが欲しいいと答えた人は57.7%。 手料理はあくまで手段。一人で抱えることなく、無理せず楽に作り、時に中食、外食を活用し、家族がいれば皆が家事料理を分担(シェア)することで、心にゆとりが生まれ、コロナ禍を乗り切ることができるのではないでしょうか。 私も、リアルでの料理教室が開催できないために4月から「パパの料理塾オンライン」を開催し、オンラインでZOOMを活用しながら全国のパパたちに料理を教えています。作った料理は、そのまま家族で一緒に食べられるのも好評です。夫婦、家族みんなが料理を作って支え合う社会にするために続けて行きます。 新型コロナ感染拡大防止、予防をしながらの生活は、もうしばらく続くでしょう。だからこそ、日々家庭で楽しく食べることは、生活の質(QOL|クオリティーオブライフ)を維持、アップするためには重要です。 皆さんが、心にゆとりを持ち、お互いに支え合いながら、楽しく料理をし、食卓での笑顔が絶えない家庭にするためにも、今を乗り切りましょう。 1週間ありがとうございました。
★滝村議長の過去の円卓会議より
・家族の誰かが「孤食」。週に半分以上?
・家族みんなで食事していますか?
・家族の関係、パパ料理で変わりますか?
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