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会議番号:3609 開催期間 2020年09月11日- 09月18日
菅内閣の閣僚人事がほぼ明らかになりました。誰が注目されるのかはいろいろあると思いますが、私が意外に思ったのは、河野太郎行革担当大臣です。もともと河野さんは行革担当として初入閣し、それから外務大臣、防衛大臣を務めてきました。その意味では、なんでまた行革担当に逆戻りなのかという気がします。 菅さんがこれから存在感を示すために、行革を推進して、省庁の縦割りをなくし、よりスムーズに動ける政府を目指すということなのでしょう。それは理解できなくはありませんが、いまの緊急度から言えば、コロナ、コロナ後、そして外交・安全保障だと考えます。コロナはいかに収束させるか、そしてコロナ後の日本はこれまでの日本とどう変わるのか。また外交・安全保障に関して言えば、南シナ海、東シナ海での中国の動向や、北朝鮮のミサイル問題に関連して、敵基地攻撃能力を持つのか持たないのかという大問題が控えています。そんなときに、河野さんを行革担当にしたのは、いかにも大事な問題を落としてしまっているように私には見えます。 DiamondBarさんが言われるように、将来の姿を示すというのはこの菅内閣の重要な課題です。人口減少をどう考え、医療や福祉、財政とどう折り合いをつけていくのかは、おそらく内政で最も大きな課題と言うことができます。消費税増税は10年間は必要ないということを菅さんは言ってますが、果たしてそれでやっていけるのかどうかも検証が必要です。 皆さんの投稿を読むと、コロナ後はコロナ前とは違うのだという感触をお持ちのようです。私もそう思います。新型コロナウイルスそのものは、インフルエンザウイルスと比べて、とくに悪性であるわけではないと思いますが、ワクチンも治療薬もないところで社会に突きつけた課題は明確だと考えます。それは今までどおりに都心の会社に通勤し、東京に一極集中するような日本の社会は、きわめて脆弱であるということでした。また経済で言えば、インバウンドの強化はよかったけれども、こういった事態になるとほぼ壊滅状態になるということも明らかになりました。マスクをはじめ多くの医療用品が中国製であるという事実も突きつけられました。効率化(コストの低減)をめざして海外に伸びきった企業のサプライチェーンがウイルスに弱いこともあぶり出されました。 要するに、日本は変わらねばならないのです。そしてそれを導くことこそ政治の役割だと考えます。菅内閣がそれができるかどうかで、それこそ日本が世界をリードできるようになるか、あるいは逆に世界に置いて行かれるかが決まります。 さて皆さんに伺います。菅内閣の平均年齢は70歳を超え、女性閣僚は2人しかいません。党役員でも女性は1人だけです。この状態を変えることが必要だと思いますが、どのようにすれば変わるでしょうか。皆さんのアイディアをお聞きしたいと思います。
★藤田議長の過去の円卓会議より
・Go Toキャンペーン、利用しますか?
・コロナ経済対策、政府に望むことありますか?
・国際ニュース、よく見るサイトありますか?
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