働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3609 開催期間 2020年09月11日- 09月18日
菅内閣の支持率は高いようですね。言っていることが分かりやすいし、携帯値下げ、縦割り排除、不妊治療に保険適用などなど具体的だからでしょうか。 それにしても一億総活躍と言いながら、女性の活躍の場がなかなか広がりません。クォータ制を導入せよというNassyさんや本の虫さんがきっと感じておられるいらだたしさが伝わってきます。たしかに国会議員にクォータ制を導入しないと何事も始まらないという感じもします。 国民のために働く内閣というのが、菅総理のキャッチフレーズですが、実はこれからの日本が直面する問題は、そう簡単に割り切れる話ばかりではありません。たとえば、増え続ける社会保障をどう賄うのか、増税(何らかの形で増税は避けられません)はどうするのか、不安定な東アジアの安全保障をどうするのか、というような問題があります。 こういった問題では、多数の国民の賛成を得ることが難しいと思います。そのときこそ政治のリーダーシップの出番なのです。国民に実情を説明し、ビジョンを示して、国民を説得しなければならないのです。そんなことをすれば、だいたいは選挙で議席を減らすことになります。だから国会議員は、有権者の嫌がる話をしたがりません。 その意味で、国民に不人気の政策を実行するのは支持率がよほど高い内閣でなければすぐに倒れます。いまの菅内閣がやらねばならないのは、コロナ対策はもちろんですが、日本の将来ビジョンを示し、やらねばならない政策を実行することなのだと思います。そこに菅首相がどう挑んでいくのか、あるいは挑まないのか、注意深く見ていきたいと思います。1週間どうもありがとうございました。
★藤田議長の過去の円卓会議より
・Go Toキャンペーン、利用しますか?
・コロナ経済対策、政府に望むことありますか?
・国際ニュース、よく見るサイトありますか?
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