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会議番号:3629 開催期間 2021年02月19日- 02月26日
こんにちは、スポーツ文化ジャーナリストの宮嶋泰子です。今週はこの働く人の円卓会議で初議長をつとめます。1週間よろしくお願いします。 東京オリ・パラ組織委員会前会長森喜朗氏の発言で一気に注目を集めることとなった日本のスポーツ界のジェンダー問題。日本のスポーツは、明治5年の学制発布とともに学校の中の「体育の授業」という形を取って日本に入ってきた成り立ちがあります。その後、学校体育は軍国主義の中で男性の兵隊予備訓練として行われた歴史もあり、「体育会系」というと軍隊的な上意下達、男尊女卑、序列など、本来スポーツが持っている自由な人間の楽しみという西欧的概念からは遠いものが日本の中に残っています。こうした日本のスポーツ界に残っている残滓が、先日の森前会長の言葉の中に出ていると言ってもいいかもしれません。 オリンピックに出場する日本選手は女子が団体競技で出場枠を獲れることが多いので、女子の人数の方が多くなることもざらです。しかし、女子選手を指導する女性のコーチの割合となると極端に少ないのが日本です。その他、ダイバーシティについて考えると、LGBTQへの認知が広まるにつれ、これをスポーツの競技でどう扱っていくかという問題もあります。議論は果てしなく広がりそうです。 さて、みなさんは、スポーツ界のダイバーシティ、気になりますか? YES・NOで投票のうえ、率直なご意見を伺えればと思います。たくさんの投稿をお待ちしています。★あわせてご覧ください!宮嶋議長が登壇された「第25回国際女性ビジネス会議」オリンピックメダリスト有森裕子さん、太田雄貴さんとのトークショー ★関連テーマの<働く人の円卓会議>・スポーツは社会の縮図だと思いますか?・スポーツとダイバーシティ。関係あると思いますか?・ダイバーシティの測定、良い方法ありますか?
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