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会議番号:3658 開催期間 2021年10月01日- 10月08日
岸田内閣の閣僚人事が決まりました。新入閣が13人で人事刷新をはかったようですが、「自民党、変わると思いますか?」という問いかけには、8割を超す回答が「NO」で、イメージチェンジは難しいようです。 YESという意見では、「新自由主義を改め、グローバル企業や投資家ではなく庶民を豊かにする政治を期待している」(えこりんさん)、「岸田首相の(所得倍増という)言葉を信じたい」(マカロン71さん)、といった声が出ました。中堅や若手の登用については期待する一方で、「ベテランは若手が意見を述べやすい傾聴体制に努めて頂きたい」(真打ちさん)という注文が付きました。 岸田さんは新自由主義から脱却した「新しい資本主義」を目指すとしていますが、NOという意見では、その本気度への疑問が強いようです。岸田さんはことし6月に「新たな資本主義を創る議員連盟」を立ち上げ、会長に就任しましたが、発足式の役員席には、甘利明さん、安倍晋三さん、麻生太郎の「3A」が勢ぞろいしていました。「3Aが幅を利かせる限り、自民党が変わることはない」(unagiさん)、「有名無実となる可能性が高い」(Achikoさん)、「絵空事に聞こえる」(やっちゃん24さん)という評価が並びます。 また、岸田さんは、成長だけでなく分配にも力を入れるとして、コロナ禍で苦しむ女性や非正規、学生などへの現金給付、看護師や介護士などエッセンシャルワーカーの「公定価格」の引き上げ、金融所得課税の強化などを検討しているようです。現金給付は一時的ですが、医療・介護従事者の給与の引き上げは、規模が大きくなるので財源をどうするのかという問題が出てきます。また、金融所得の課税強化、さらには企業の内部留保を吐き出させるには、経済界からの抵抗も強くなるでしょう。「コロナによってさらに進んでしまった格差と分断を解決すべく、本当に必要なところに分配されることを願います」(いぬいるかさん)という意見は、みなさんが共通するところだと思います。 岸田内閣の目玉のひとつは、新しく経済安全保障担当相を設けたことですが、経済と安保をにらみながら、岸田政権は中国とどう向き合っていくのでしょうか。私たちも、岸田さんに対中政策について提案や注文をしたいと思います。「自民党、変わると思いますか?」という問いとともに、みなさんからの意見を募ります。*イー・ウーマン編集担当より 投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★関連テーマの円卓会議・自民党総裁選。期待する候補者いますか?(藤田正美議長) ★高成田議長の過去の円卓会議より・震災から10年、教訓を生かしていますか?・アメリカは大丈夫、だと思いますか?
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