働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3658 開催期間 2021年10月01日- 10月08日
自民党の総裁に選出された岸田文雄さんの第一声は「生まれ変わった自民党を国民に示す」でした。確かに総裁を通じて岸田さんが訴えたのは、「新自由主義からの転換」で、小泉内閣以来菅内閣までの規制緩和による成長路線から、「分配」を重視した成長路線への政策転換でした。派遣労働の規制緩和が典型ですが、この政策によって非正規労働が増加し、企業の取り分は増えましたが、働く人々への分配は減っています。「成長なくして分配なし、分配なくして成長なし」は、岸田さんが国民の声を聞いた手帳の果実かもしれません。 とはいえ、岸田さんのかけ声だけで自民党が変わるとは思えません。新自由主義路線を進めてきた安倍さんや麻生さんが総裁選でキングメーカーとして岸田総裁の誕生で動いた気配も見え隠れします。岸田さんのもうひとつの公約である自民党の若返りとは裏腹に、党内の「重鎮」が背後霊にように岸田さんにまとわりついているようにも見えます。聞き上手を自負する岸田さんが安倍さんや麻生さんの声に耳を傾ければ、自民党は変わるどころか、看板を付け替えただけになってしまうでしょう。 自民党は本当に変わるのか、どう変わってほしいか、変わるためには何が必要なのか、など議論していきたいと思います。自民党、変わると思いますか? みなさんからのご意見をお待ちします。*イー・ウーマン編集担当より 投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★関連テーマの円卓会議・自民党総裁選。期待する候補者いますか?(藤田正美議長) ★高成田議長の過去の円卓会議より・震災から10年、教訓を生かしていますか?・アメリカは大丈夫、だと思いますか?
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