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会議番号:3660 開催期間 2021年10月15日- 10月22日
みなさま、最終回もたくさんのコメント、ありがとうございました。 ブレイクスルー感染を心配に思われている方は、61%でした。予想以上に少なく驚きました。前回もコメントしましたが、みなさんがワクチンの有効性とその限界を理解していることが大きな理由かと思います。 さて、最終日には、新型コロナワクチンの経済的な負担について伺いました。多かった意見は、全額もしくは一部分で行政等がなんらかの補助をする、というものです。任意接種にして全額自己負担、という意見は少ないようですね。 marco302さんのお考えは、すごいと思いました。企業の福利厚生として社会保険に組み込む、他は国費という意見です。福利厚生という考え、なるほどです。 まゆみtmさんや、blueberry53さんなど、段階的な措置で、徐々に自己負担額を増やしていく、という意見もありました。これは、全額国費から一気に自己負担にかえると、接種率が低下する恐れを心配しての意見です。n.danさんも、自己負担と接種率のコメントをされております。Piwoさんは、コロナ対策の進捗状況を考えて、Achikoさんや地球交響曲さんは、年齢や収入による傾斜をかけての費用負担を示されています。パフィンドーナツさんは、インフルエンザと同額程度の自己負担であれば、という意見です。 自己負担が必要と考えられている背景には、国家財政の捻出元はどこにするか?があります。さらなる議論は、政治学や経済学をやっている方にお願いしたいですが、少なくても、財務省の事務次官が私見で述べられていたように、財政は、無尽蔵・打ち出の小槌状態ではないので、いずれは、なんらかの税金として自ら支払うことになりそうです・・・。 既に、NovavaxやModernaでは、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの混合ワクチンの開発をしています。もし、近い将来、Achikoさんやパフィンドーナッツさんが提案されているような額(インフルエンザと同等か行政補助で少し安い)程度で、年に1回の混合ワクチン接種となったら、利便性や経済性は現状とあまり変わりなく、とてもいいですよね? 今回のワクチン接種については、現在、行われている選挙演説でも話される政治家はいるかもしれません。全額国が負担します、と言って当選しておきながら、その後、自己負担を、とならなければいいですね・・・。 国内で使用できる新薬(経口内服の治療薬)は、今冬に承認される可能性が高いです。抗ウイルス薬が登場すると、新型コロナ医療の診断・治療学は、大きく変化していきます。 ワクチン接種率と感染者数の動向、Go to トラベルの再開など、今後も不安要素はありますが、まずは、引き続き感染対策をしっかりやって、今冬に備えていきましょう。 1週間、ありがとうございました。★田村議長の過去の円卓会議より・新型コロナワクチン、不安なことありますか?・コロナワクチン、順番来たら打ちますか?・コロナとインフルエンザ。対策、できていますか?
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