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会議番号:3660 開催期間 2021年10月15日- 10月22日
みなさま、こんにちは! 小児科医の田村大輔です。 今回の円卓会議は、前回に引き続き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する議題で話し合っていきたいと思います。前回の円卓会議の期間は、4週間という長丁場でしたが、今回は、いつも通りの1週間で行いますので、よろしくお願いします。 さて、今回、みなさまと議論したいのは、ブレイクスルー感染です。 ブレイクスルー感染とは、ワクチン接種したにも関わらず感染・発症してしまうことです。新型コロナワクチンは、2回目の接種を受けてから2週間くらいで十分な免疫の獲得が期待されるので、それ以降に感染した場合にブレイクスルー感染と呼んでいます。 そもそも、どの感染症に対するワクチンでも、その効果は100%ではありません。そのため、このブレイクスルー感染は、COVID-19だけの問題ではありません。水痘ワクチンや風疹ワクチンでは少なく、インフルエンザは多い傾向にあります。この発症頻度の違いは、ウイルス感染後、ウイルスの増殖部位やスピード、そして生体内の抗体産生に関わる時間などが関与していると考えられています。 詳細は、厚生労働省のホームページ「接種後のブレークスルー感染 なぜワクチンと感染予防対策の両方が必要なのか」に記載があります。 ワクチン接種をされた方は、有効性と副反応を両天秤にかけ、不安な気持ちで接種に臨まれたと思います。それでも、感染してしまうことがあるのか?と不安な思いかと思います。 今回のテーマは、ブレイクスルー感染、心配ですか?です。 心配されている方は、どんな心配がありますか? 心配されていない方は、なぜ、心配ないのでしょうか?具体的にお聞かせ下さい。 では、1週間、よろしくお願いします。*イー・ウーマン編集担当より 投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★田村議長の過去の円卓会議より・新型コロナワクチン、不安なことありますか?・コロナワクチン、順番来たら打ちますか?・コロナとインフルエンザ。対策、できていますか?
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