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会議番号:3661 開催期間 2021年10月22日- 10月29日
投票ありがとうございます。投票数で見る限り、政権の「奢り、緩み、歪み」は過去のことではなく、今の問題、と受け取っている人が圧倒的に多い。にもかかわらず投稿では、現状への「強い怒り」はあまり感じられず、「諦め」のような空気が漂っているのはなぜでしょう。 Showgoさんは「政治とは信頼されないもの」といいます。日本の歴史に「政治が信頼を得ていた時代」はなかった。「存在しないものを取り戻すというのは不可能」という論理はその通りです。では、日本の歴史になかったから、これからもありえないのか。 皆さん、どう思いますか? 政治は絶えず批判に晒される。反対勢力もある。批判や反対を超えた「信頼」は不可能でしょうか? 立場や思想の違いはあっても、互いにリスペクトする、というのは「きれいごと」でしょうか? 意見が違う相手にも、背後には大勢の支持者がいます。少数意見は切り捨てていい、というのは多数派の「奢り」です。 Achikoさんやニライカナイさんは、国会が、強い権限を持った第三者委員会などを設置して調査を行い不祥事の再発を防ぐことを主張しています。憲法62条は国会に「国政調査権」を認め、証人の出頭・証言・記録の提出を要求できると書かれています。ところが与党が反対し国政調査権はなかなか発動されません。 「奢り・緩み・歪み」というと強い権限を持つ首相官邸や行政組織がイメージされがちですが、国政の最高機関であるはずの国会の仕事ぶりはどうでしょう。 衆議院・参議院も議員の4分の1以上の要求があれば内閣は国会招集を決定しなければならない、と憲法53条に定められています。安倍首相のころからこの要求は無視されてきましたが、国会はおとなしく従っています。国会の多数派が首相を選出する今のしくみは、国会と内閣の緊張感が乏しく、やりたい放題に歯止めが掛かりません 「野党がだらしない」からでしょうか。私は、有権者が不正に「寛容」だと思います。本当に怒っていない。だからすぐ忘れる。 「自分たちの政府」という意識があれば、許しはしない。他人事と思えば「だから政治ってイヤだ」で終わります。自分たちで政権を創った「革命」や「独立」の経験がないからでしょうか。 Achikoさんは「時代をリセットするため、野党に票を投じる」といいます。やっちゃんさんは、与野党の現状を嘆きつつ「良い点を見つけ将来を託したい1票を入れます」。23歳のゆりえってぃさんは「若い世代のこと、日本の将来のことを考えられる政治家を応援したい」。60歳のmira220さんは「政治に興味を持たず過ごしてしまった」と反省し「今からでも政治を監視しする」といいます。 あなたは今度の総選挙に行きますか。(あるいはなぜ行かないのですか。)投票に、社会や政治とどんなつながりをイメージしているのでしょうか。「政治の「奢り歪み」は過去のこと? 」へのYES/NOの投票と併せ、あなたが投ずる一票と、その背後にある、動機、体験、育った環境、受けた教育などとの関わりを投稿してください。 「あなたらしい一票」にこめられた気持ちを円卓会議で共有しましょう。
★山田議長の過去の円卓会議より
・ファミリーヒストリーと戦争。家族で話したことありますか?
・普通の人が政治家になるには障害が多すぎる、と思いますか?
・安倍政権。長期政権の緩み、ありますか? (2019年11月実施)
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