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会議番号:3679 開催期間 2022年04月08日- 04月15日
こんにちは、経済アナリストの田嶋智太郎です。今回は、このところ急速に進んでいる円安が「皆さまの身の回りに何らかの形でマイナスの影響を及ぼしていやしないか」という点について伺います。 ご承知の通り、今年の3月初旬あたりから外国為替相場がにわかに大きく変動し始め、3月1日に1ドル=115円割れの水準にあった円相場が、同月28日には一時125円台まで円安方向に振れるという場面がありました。少し振り返ると、昨年の年初は103円前後の水準にあったわけで、この1年3カ月ほどの間にかつてあまり例を見ないほど急激に変動していることは明らかです。 これだけ相場が一気に円安へと傾けば、私たちの日常にもプラスあるいはマイナスの変化が何らかの形で生じている可能性が高いと思われます。かつて日本全体が円高に頭を悩ませていた時期もあったことを考えれば「円安はウエルカム」と見る向きもあるでしょうが、最近は一部の論客やメディアなどから「円安リスク」を懸念する声が聞かれ始めていることも事実です。 確かに、ここもとは様々な生活消費財の価格が値上がりするなどしており、その要因の一つに円安の影響を挙げるケースも増えています。そうでなくともコロナ禍に伴う供給制約の問題によって日本が輸入する資源・エネルギー、穀物などの価格が上昇し始めていたところに、ウクライナ情勢の混迷と対ロシア制裁が輪を掛けるような格好となっているところもあります。 もちろん、お勤め先によっては輸出に関わる事業が円安の恩恵にあずかっていて、業績好調で「今夏のボーナスが楽しみ」という方もおられるかもしれません。また、海外で暮らしていて外国通貨建てで生計を立てているため、円安の影響を直接的には感じないという方もおられるでしょう。 果たして、皆さまの身の回りの状況はいかがでしょう。足元で進む円安はご自身にとってマイナス要因になるといった感覚はありますでしょうか。「進む円安。あなたにとってはマイナス要因?」にお答えの上、皆さまの状況を教えてください。今回も皆さまの率直なご意見・ご見解などをお聞かせいただきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。★田嶋議長の過去の円卓会議より・投資、していますか?・SDGs経営やESG投資、興味ありますか?・自分に合った保険(保障・補償)、選んでいますか?
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