働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3732 開催期間 2024年01月12日- 01月19日
緊急地震速報が出たとき、千葉の自宅でNHKの画面を見ていました。 震源に近い珠洲市の情報カメラに切り替わり、激しい揺れに見舞われたその瞬間、画面のあちらこちらから、いくつも土煙が上がりました。 単に建物が壊れたというより、かなりの勢いをもってつぶれたのではないか。あの土煙は、そんなことを想像させられました。 空き家であってほしい、そんなことを願ったのは、わたしだけではなかったはずです。 この画面に映っている建物ばかりが倒壊したということは考えられません。 映っていないところでも多くの建物が倒壊しているのではないか、大規模な被害が出ているのではないか、そんなことを強く思わせる衝撃的な映像でした。 まだ冬至から日が浅く、すぐに日没がやって来ます。大津波警報も出されています。 情報収集のために、夜間飛行が可能で、暗視機能を備えたヘリコプターをどれだけ飛ばすことができるのか。 そして津波が来ないような高台に、救援、救護の部隊を大規模に展開できないものだろうか。 一刻も早く、一人でも多く救出してほしい。そんな思いに駆られます。 あの映像を見た瞬間から、多くの人が救助を求めているのではないかという危機感を、多くの人が持ったはずです。 もちろん物理的に不可能なことは多くあります。 しかし、一人でも多くの人が願うことによって、世の中が変わっていくかもしれません。 不可能だったことが、可能になっていくかもしれません。 報道は被災者に役立つような、実用的な情報を伝えることを期待されています。 そのことは「地方ローカル情報の方が具体的で役立つ(まうやんさん)」や「ライフラインの状況や避難所、給水場所等が知りたくなる(しろえちゃんさん)」がご指摘されている通りです。 しかしテレビは、必要としている人それぞれに、必要な情報を届けることは、あまり得意とは言えないかもしれません。 石川県では今も「L字」と呼ばれる、テレビの横と下の画面を切り出す方法を使って、被災者に直接役立つようなさまざまな文字情報を流しています。 しかし、一人一人が必要な情報に出会うまでにかなりの時間を要します。常にメモを取っているわけでもないでしょうから、文章の終わりの方で気付いて、「あれっ、今の情報って何だった」ということがよくあります。 役に立つ、実用的という点でいえば、やはりネットに軍配が上がります。 例えば、検索してたどり着いた地方公共団体や信頼の置ける公的なホームページなどの情報は、被災している人がそれぞれ今の自分にとって必要な情報に他なりませんし、それを何度も見返すことができます。 Tohkoさんは、「ACの広告のようにスポンサーも公共的にして」とご指摘されています。実は、金沢にいてテレビを見ていると、この2週間で膨大な量のAC(以前は「公共広告機構」という名前でした)の制作した映像が放送されています。 今回のような大規模な災害のときには、同じ映像を幾度となく見ることになり、大体の内容を覚えてしまいます。 このACの放送を使って、何か新しい取り組みはできないものか、そんなことも感じます。 被災地への支援をもっと具体的に呼びかけるのか、それとも別の方法があるのか… もちろん今回の震災に関して新たな映像を制作するということは、手間もお金も掛かります。それに見合っただけの何か効果的なアイディアが思いつくのか… 話を戻しましょう。 実は全国ネットの番組やニュース番組の全国ネット部分は、主にキー局と呼ばれる東京で(大阪や名古屋のなどの準キー局のこともあります)放送内容を決定しています。 地方限定のローカル放送であれば、被災者の役に立つような実用的な放送をすることも可能です。 しかし全国ネットということは、対象となる視聴者は文字通り全国であり、被災している人だけというわけにはいきません。被災している人たちのことを思って、心を痛めながら見ている人たちの方が圧倒的に多いということになります。 そこで皆さんに改めて考えていただきたいのが、「大きな災害が起きたときの、全国ネットの役割」です。nekosaurusさんは、「震災を我が事としてとらえ防災意識を高められるように報道すること」としています。やっちゃん24さんは「その情報を知り視聴者が何かアクション(寄付、支援など)を起こせる内容」としています。 去年のこの場をお借りして(「被害者の実名報道。必要ですか?」)、情報の受け手(テレビの場合は視聴者)の感情に訴えることは、メディアとして避けて通れないのではないかという議論をさせていただきました。人間の記憶は、感情の動きと密接に関わっています。被災地でのさまざまな出来事を教訓として残していくためには、どうしても「情緒に訴える画面が多すぎる(Kylinさん)」「『お涙頂戴』が多い(かすがさん)」といった声につながるような内容になりがちです。このような放送内容について、皆さんはどう考えますか? 先ほど、「一人でも多くの人が願うことによって、世の中が変わっていくかもしれません」と申しました。 そういう報道の積み重ねによって、少しずつ災害対応が進歩してきたのも事実です。 冒頭に触れたNHKの緊急地震速報の映像は、衝撃的で、ショッキングではありますが、そういう役割を果たす可能性があると思っています。 大災害が起きた時、被災者に役立つ情報を発信するローカル局に対し、全国ネットにはどんな役割があり、どのようなことを報道してほしいと考えますか? また、どんなところを改善してほしいと思いますか? 「今の災害報道。もっと改善できますか?」へのYES、NOとあわせて、「全国ネット」についてのご意見をお寄せください。★織田議長の過去の円卓会議より・被害者の実名報道。必要ですか?・藤井聡太さん、活躍。将棋への関心は高まりましたか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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