働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3738 開催期間 2024年02月23日- 03月01日
みなさん、こんにちは。 さっそく投票&投稿をありがとうございました! NO(両立する方法を知らない)という方が多い一方で、実際に両立した方の前向きな体験談も届きました。 みなさんの生の声を受け取って、自分の治療当時も思い出し、ちょっと涙ぐみつつ胸がいっぱいになっています。 職場や周囲の理解についての投稿が、目立ちました。 「人事ともよく相談して、体調の悪い時のみ休む形で、クールごとに週末プラス1-2日追加して休む形で仕事を続けつつ、手先を使う仕事は代わってもらう形で全うしました」(まうやんさん) そうなんですよね、手足の痛みが出たりむくんだり、爪がボロボロになったり、抗がん剤の副作用というのは身体の末端に出るので、パソコンなどのデスクワークでも、お仕事に直結します。私は冷えや外傷の予防に手袋を必ずしていました。慣れると、作業の効率もあがったりします。マスク、帽子とともに、手袋は必須アイテムです。「できることはぜんぶやる」という意気込みで、思いついたことは何でもマメにやりましょう。 「再発にドキドキしながら仕事を続けていますが、『体と相談しながら無理をせず』を心がけています。」(照葉水芸さん) 照葉水芸さん、完走おつかれさまでした、よかったですね! 私も、日々おびえています。「再発」という時期は通り過ぎていますが、また初発?のがんが生れるのではないかと。だから身体の声に耳を澄ましつづけています。自分の身体と向き合う心の余裕や時間の大切さを学んだのも、がんのおかげでした。 「事前勉強しておくと、身体の傾向が分かり、医師の説明がよく分かります」と Kylinさんのおっしゃるように、治療と仕事の両立にはまず、自分のがんについてよく知ること。前回もお伝えしたように、100人いたら100のがん、なのですが、とはいえ、がんを学ぶ――それは、治療というドライブのハンドルを握ることです。私も、それまで読んだことのないようなぶ厚い本を何冊も勢いよく読んだり・・・あんなことは緊急事態にしか生まれないパワーのような気がします。 「体力が心配。闘病中は東京の満員電車の通勤は辛いのでは」(Jerrybさん) 私は会社をやめた直後でしたが、フリーランスになると、通勤ではない場所へあっちこっち行くことになる。ホームに立って、電車が目の前に来たのに、ぼーっとして乗りそこねる・・なんてことも。 コロナによって、オンライン勤務や時差出勤が広がったのは、よいことでした。会社には柔軟な対応をお願いしたいものです。 いぬいるかさんのおっしゃる<保険・情報・貯蓄>事前準備三点セット。大事ですね。検査を終えて、治療方針が出たら、できる仕事量がこれまでの半分なのか、三分の一なのか、よく見極めつつ、収入がいっとき減ってもいちばん大切なのは身体ですので、継続しつつ、治療スケジュールをもくもくとこなしましょう。 「治らなくてよいので、痛かったり、つらかったり、しんどかったりがないようにしたいです」とshosho さん。 私は「見つかった時がその時」と考えています。自分の経験から、こればっかりは運と縁、そこへ導かれているとしか思えなかったからです。 そして、どうしてもつらかったら、途中で治療をやめる。 私は途中でやめていますが、いま元気です。 全体に、職場についての投稿が多い初日となりました。 次は、「職場で理解を得るために、仕事の工夫、制度の利用などについて、どのような行動をしたら良いか」ということを考えたいと思います。 YES(両立する方法を知っている)という方は、引き続きご自身の体験談や、自分の話ではなくても実際に職場で体験した、見聞きしたことなどについて投稿してください。 NO(両立する方法がわからない)という方も、もしもがんになったとき、どのような行動を取ろうと思うか、何を望むか、利用できる制度が職場にあるか、考えてみてください。 blueberry53さんの投稿にありますように、「それぞれの人生を大切にする職場」であれば、治療と仕事は両立されるのでしょう。そこを目指したいものです。 7割を超えるNOの方は、どんなことが心配なのか、などもいただけたらと思います。 ではご投稿をお待ちしています! ★山口議長の過去の円卓会議がんが見つかったときの心構え、できていますか?★山口議長の著書をご紹介します↓『毛のない生活』(乳がん闘病記)『似合わない服』(乳がん、その後)★関連テーマこの1年、乳がん検診を受けましたか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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