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会議番号:3763 開催期間 2024年11月01日- 11月08日
今回もたくさんの投票、投稿をいただきました。ありがとうございます。1日目の投票はNOが83%という結果でしたので、筋肉の仕組みも踏まえて解説させていただきます。 まず「柔らかい」という言葉を調べると「しなやか」「弾力性がある」という意味が出てきます。「しなやか」は枝葉が揺れるようなイメージでしょうか。「弾力性」はゴムをイメージできます。 筋肉に置き換えると、「しなやか」は余分な力みがなく、関節可動制限なく動ける状態。「弾力性」は伸ばしたり縮めたりしてもきちんと元に戻る筋肉の状態です。例えば、長いこと使っていなかったゴムや、使いすぎて弾力を失ったゴムをいざ使おうとすると切れてしまったり、伸び切って使い物になりません。筋肉も同じです。怪我や故障についてKylinさん、DiamondBarさん、blueberry53さんが目指されている通り、「しなやかさ」と「弾力」のある「柔らかい筋肉」を目指すことは身体を守ることになります。 筋肉は、身体を動かそうとすると脳から指令を受けて筋肉の細胞内でフィラメント(繊維)が滑走し、縮みます(収縮)。筋肉に指令が出ない状態であれば、筋繊維が緩んで(弛緩)元の骨配列に戻ります。例えば、肘を曲げて、力を抜けば肘は伸びて元に戻るという仕組みです。しかし、関節が特定の場所で長時間固定されると筋繊維が萎縮し続けて、関節が曲がったままになります。 abbyiさん、怪我をするとその間、筋肉や関節を動かすことが減り、筋肉や腱を構成しているコラーゲンが絡み合い、その結果、筋肉や関節が硬くなります。柔らかくするためには、まずは硬い筋肉の近くの関節を力を抜いてやさしく他動的に揺らすことと、皮膚をさすって感覚を呼び覚ますと筋肉に信号が入りやすくなり、柔らかい筋肉を取り戻せます。 前回、腕の前の力こぶ(上腕二頭筋)」と「裏側の筋肉(上腕三頭筋肉)」、どちらが柔らかい筋肉でしょうか、とお聞きしました。力を抜いて腕を下げたとき、肘が曲がっている方は腕の前も裏も柔らかいとは言えないのです。前は縮んで固まっている状態、裏は伸びて固まっている状態です。 忘れっぽい天使さんの言われていることはその通りで、柔らかい筋肉です。それがどう良いのか、についてですが、筋肉の力が最大限に発揮できる張力があるからです。 シンゴパパさんは、力を抜いて腕を下げたとき、肘は伸びていますか? 万歳したときに肘は伸びますか? 伸びていれば、腕の前の力こぶ(上腕二頭筋)」と「裏側の筋肉(上腕三頭筋肉)」ともに柔らかい筋肉です! Kylinさん、DiamondBarさん、筋トレの後の強めのストレッチは柔らかい筋肉を作るのにお勧めです。静的ストレッチを行う前に、低負荷でも筋肉を少し使ってあげると、より効果的です。関節の動きや、筋肉がフワフワに変わるのがわかります。試してみてください! 真打ちさん、その通りです! 寝ている時の寝返り動作は筋肉が無意識に柔らかく戻ろうとしているので、睡眠は最高のケアです。 blueberry53さん、78歳の方の前屈は「重力」に負けてしまっています。股関節から曲がって前屈になったので伸縮力ではなく、筋力低下によるものでした。結果、身体を起こす筋肉が縮まず、自力で起き上がれなかったということなのです。 柔らかい筋肉について、イメージができたでしょうか? それでは、次回に向けての問いかけです。 「柔らかい筋肉」とは何か、知っていますか? にYES、NOで投票し、YESの方は、筋肉を柔らかくするために行っていることや、タイミングを教えてください。NOの方は、今回のコメントを読んで気づいたこと、筋肉について日々意識していること、気を付けていることがあれば教えてください。★坂本議長の過去の円卓会議・「体幹を整える」に興味がありますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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