イー・ウーマン（ewoman）

大きく期待しています（かえで９９９・東京都・49）

民主党政権になってからの滅茶苦茶な政治にはうんざりしています。やはり自民党政権に戻るのがよいと私は思います。旧自民党時代にも年金問題の無策や事なかれ外交はありましたが、安倍さんはそういう人とは一線を画すと思っています。持病の潰瘍性大腸炎は心配ですが、今こそ実績のある人物に託したいと思います。

全てを進めて（紅茶博士・東京都・45）

民主党政権は日本国全体を停滞させたと思います。無能な政権下にある時期に大災害が起こるという悪循環もあり、全ての重要案件がストップしてしまうという最悪の事態が継続しています。安倍さんは総理経験者でかつ、総理大臣の時の外国からの評価が非常に高い方です。優先事項を付けず、全てを同時進行で進めていただくことを期待します。

財政再建！（ことみつき・東京都・49）

最近、ジェームス・スキナーの「略奪大国」と、手塚治の「陽だまりの樹」を同時に読んで気づいたことは、100年前の歴史を繰り返しているということ。痛みのない改革はないし、変化がなければ成長はない。国債発行を止め、赤字を減らしていくより日本の生き残りはないと思う。全員一致の政策はないから、強いリーダーシップが必要な時代。安倍さんではない。

美しい国、日本（赤いスイートピー・三重県・60）

世界に類を見ない日本の文化や衣食住、思いやり、おもてなしの心、美しい森や水、素晴らしい環境を世界に発信していく、経済や生活が悪くなっても、正しい選択を国民に強く訴え行動をする強いリーダーを求めます。安倍さんの復活を希望してましたが、ひどく失望しています。10年後を考えますと、平和の為、すべての格差是正を望みます。

急がなければならないことは山積（ゆきなな・海外・その他・31）

日本の財政・その他が深刻な状況であるにもかかわらず、円の価値は高いままで、とても不思議に思っています。世界の日本への信用はそれだけ大きいということでしょうか？　是非、この信用を裏切らないで欲しい。また日本国民の不安をこれ以上大きくしないで欲しい。この2点を念頭に、有能な人財をおおいに使って、できることからどんどん着手して欲しいです。

期待したいけど……（nch・神奈川県・50）

民主党政権になった時には手を挙げずに谷垣さんに押しつけ、政権が取れそうな気配がすると手を挙げる人たち。すでに傍観するしかない現状に、なかなか意見する気にもなれない。一度でいいから、こちらを真正面を向いて政治をしてほしい。お願いだから無責任なことは二度としないと約束してほしい。当たり前のことなのに、非情なる現実。最後に言わせてほしい。「お給料分くらいまじめに働いてよ！」

「安倍首相」を支持し、期待する人は4人に1人ですね。首相になる前からこんなに低いのでは先が思いやられます。
 
僕もあまり期待できないと考えますが、問題は、日本の政治はなぜかくも「劣化」してしまったのかというところにあります。どうも政治家の質、あるいは政党の質、という問題だけではなく、日本の社会（広くは世界の先進国）が置かれている状況に問題の根源があるのかもしれないと思うこともあります。
 
どの先進国でも、高齢化や少子化が進んでいます。いま何とか人口を維持できる出生率に達しているのはアメリカとフランスぐらいでしょう。日本はやや極端に少子化や高齢化が進んでいて、他の先進国は日本がどのように対策を打つのか、その効果はどうか、結構真剣に観察しているかもしれません。
 
実は、こうした社会構造の変化の中では、社会保障の負担が大きくなってくることは目に見えていて、手厚い福祉はできません。財政的にも切羽詰まってきます。いまイギリスが懸命に財政再建しようと努力していますが、景気後退に再び落ち込んでいます。日本は、消費税こそ上げることにしましたが、財政再建に舵を切ったというには歳出の削減がまったくついてきていません。
 
こういう中では、政治家のやれることというのは限られているのかもしれません。政治が劣化してきたのは必然的な流れというわけです。だからこういうときには、少し乱暴でも歯切れよく「旧体制をぶっ壊す」という人が受けます。2001年の小泉首相がそうでした。今は大阪の橋下市長がその役割を担っているように見えます。
 
それでは皆さんにお尋ねします。
「安倍首相」に期待できないとしたら、誰に、どの政党に期待するのでしょうか。もう少し民主党に時間をあげますか？
それとも日本維新の会に期待をしますか？　他の政党はどうでしょう。
「安倍首相」に期待できるという方は、引き続き、どんなことを期待するのかを教えてください。


【藤田議長　過去の円卓会議より】
そろそろ自民党に戻りますか？ 　2012年7月6日～
野田新首相。期待していますか？　2011年9月5日～
安倍首相続投、支持できますか？　2007年8月27日～

• 2012.10.10
• 藤田正美 フリージャーナリスト、『ニューズウィーク日本版』元編集主幹