働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3197 開催期間 2012年10月19日- 10月26日
今週は、皆さんとのディスカッションができ、とてもいい機会となりました。 優太のママのあきさんの投稿の通り、世界経済フォーラムの「ジェンダー・ギャップ指数2012」が発表され、日本はなんと101位。昨年より、また下がりました。 男性経営者に聞けば「いやいや、わが社も女性活用頑張ってますよ」などと言うし、女性たちでも「私は困ってない」「私は男女差を感じない」と、「女性の集まりなんて好きじゃない」などという人もいます。でも、この数字を見て、少し日本を俯瞰して眺めてみて、全員参加で取り組んでいかないと、修正不能になってしまうのではと心配しています。 wrennさんのご指摘に大賛成です。学校で名簿が男女に分かれているところが、まだ残っていますか。男子が先で、女子が後、というところがまだありますか。名簿は多くの学校で混合になってきているはず。そんなところからも男女差や男子優勢は刷り込まれている、という意見も多々あります。「男の子でしょ。泣かない!」などと教えられるのも、かわいそうですね。男子でも女子でも悲しい時は泣く。いいじゃないかと思います。 「あなただから、私だから救える」にシフトする。それこそが、ダイバーシティ社会です。イー・ウーマンのポリシーも「自分で考え、自分で選び、自分で行動する」と掲げています。私自身、女性運動をしたこともないですし、女性が、女性がと言うつもりもありません。でも、25年間もこの課題の近くに身を置いてきた今、すこし挑発的でも、多くの人の思考や心を動かすキーワードが必要な気もしてきました。 一人ひとりが動く日本にするために、今の日本は、なにをすればいいか。個人の意識改革や、組織の意識改革を丁寧にしていく必要があるでしょう。 ただ、気づいていただきたいのです。 実は今の日本では、「性別ではなく、各自の力があれば」というもっとも正しい視点に立つと、「女性でもできる人はすでに上に上がってきているよ」「まだまだ女性の意識や経験が足りないからね。だんだん増えてきているよ」「今と同じ仕組みと習慣で動いていい」ということになり、男性社会はルール変更をしません。ここを何とかしなくてはなりません。 今までの日本社会は、左脳的な基準で評価をしてきました。目に見える数値など。たとえば企業であれば、売り上げ、利益、従業員数、店舗数……こういったもので企業評価してきたのです。人についても、何大学を卒業しているか、収入はいくらか、どんな家に住んでいるか、財産は?など。 戦後の混乱期は、分かりやすい基準で、東京の、ある一定の大学を卒業した健康な男性がネットワークをつくり、政治も、経済も、メディアも動かす形でスピーディに日本を立て直してきたと思います。それが大切だったし、成果もあった。何かを動かしたいとき、同級生や後輩、先輩のネットワークもあり、電話一本で、阿吽の呼吸で日本を急成長することができました。左脳的な評価基準をたくさん作り、互いに競争しながらの社会をつくりました。 でも今、日本は幸福かというと、そうでもない、という数字。物質面で豊かになっても、精神的には?という状態。教育も、家庭も、生活も、なんだか課題があふれてきました。そろそろ、「何が大切か」ということを考えるにも、新しい仕組みを考えるにも、右脳的発想を活かす必要が出てきましたね。 わたしは、分かりやすく言うところの、右脳的発想が、女性の視点を含む、ダイバーシティの視点なのだろうと思います。様々な角度からみて、いろいろな立場から見て、良いのだろうか、と考える。ブータンの例ではありませんが、何を「ものさし」として生きていくのか。進んでいくのか。 イー・ウーマンをつくったわけ、にも「社会に新しいものさしを加えたい」と書きましたが、左脳だけが価値だと思っている人たちがリーダーシップを握り、決定権を持つ今の社会で、どうやって、そこに右脳的な物差しを加えてもらうのか。どうしたら、両脳社会にできるのか。それが、イー・ウーマンの使命でもあり、ピアの皆さんを中心に、皆で考え、動きたいと思うことです。 1週間ありがとうございました。ブログやフェイスブックでも、この続きを話していきたいと思います。なにか特別な運動をしているのではありません。どうしたら、より多面的な豊かな社会ができるのか、考えて、行動したいと思います。【佐々木議長 過去の円卓会議より】・女性の集まる会議、参加していますか?・自分に挑戦していますか?・「伝える技術」、高めていますか?
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