働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3204 開催期間 2012年11月23日- 11月30日
素晴らしいシェアをありがとうございます。皆さんからの投稿を読んでいて感動して涙がでてしまいました。わたしは、前進する人が好きなのです。皆さんの情熱と行動力に心打たれました。 遥海空さんは「いざやってみれば、何とかなる」と書いて下さっていますが、これは私たちが「なんとかする」力があることを、相手は見抜いている、ということなんですね。sweetsugarさんも、上司が仕事ぶりを見ていてくれた、とのこと。新しい仕事を下さる上司は、良く見ている。大丈夫だと思うからこそ、私たちに声をかけてくれるのです。だから、受け取る方は心配せずに受ければいい。挑戦すればいいのです。相手だって、自分が指名した人が失敗するのを望む人はいません。成功させたいと願っているのです。だから、サポートだってしてくれるでしょう。 宇宙ママさんの、手をあげる。これも大事です。私が社長として、プロジェクトを立ち上げようとしたり、新しい話しをした時、 「それやらせてください!」と手を上げる人や、具体的な提案をする人は、こちらも嬉しいものです。すすんで仕事に取り組む姿は誰が見ても気持ちがいい。意思を表明することはとても大切です。 ふぁみこさん「強制的に女性リーダーのポジションを確保するということも有効」も、その通りです。器が人を育てる、といいます。役職についたことで、本人がグンと成長したりします。 私は、日本国において、15年間限定、でいいので「アファーマティブアクション」または「クオータ制度」などを導入することを提案しています。たとえば女性の公務員を3割以上にする。大臣も3割以上は女性。企業は管理職の3割、取締役の2名以上または2割を女性にする……等、期間限定でいいので、条件を付ければ、きっと成功例も失敗例も出るでしょうが、女性も育ち、世の中が一機に変革を起こします。企業の社長たちは、「来年度の売上」は、具体的な目標数値を作ってから、行動計画や方法を考えるのに、女性の活用になると、数値設定をせず「努力しているので」とか「自然増を」とおっしゃる。理解できません。 horimayuさんは「女性後継者として微力ながらその見本になれれば」と、自らの事業や成長だけでなく、日本国の将来や、後輩たちの育成に目を向けていらっしゃいます。素晴らしい。こんな姿勢だからこそ、イー・ウーマンに集まる女性たちの視点で、古い組織を動かしたいのです。 自分自身が、不平等を感じているかどうかだけでなく、数字から見て問題点を探る。後輩のために今の自分を活かす。こういったことを続けていくことが必要です。 laliaさんの「「男性主体の過去50年の価値観」の中で生きてきた日本人に、「日本が女性リーダーを増やさなければならない理由」をどのように理解させるかが鍵だと考えています」は、まさに私がいつも言っていることです! 「新しい視点・価値観で物事の仕組みを創生する必要」は、イー・ウーマンの存在理由として明記してあります。イー・ウーマンをツールとして、皆で力を合わせたいですね。「どのように理解させるかが鍵」というのが、今週のテーマそのものです。そう、信じて疑わない頑固な一つの価値観を、大企業のトップ、大メディアのトップ、政界のトップが信じていると、彼らの「常識」が、世の中を決めてしまう。いま、政界から変わろうとしていたところですが、また、戻ってしまうのでしょうか。どうしたら、「多様な視点」を大切にする「日本のトップ」が誕生するのか。私たちの、発言、行動に、かかっています。 雪の小町さんの投稿にある、「現在のカルチャーを変えたければ私やあなたのようなマイノリティーがリーダーになるしかない。それが現実。強い信念を持って進みなさい。必ず未来を変えるのよ」は、心打たれます。 私は女性運動をしているわけではありません。ただ、多様な価値観を活かす社会を作りたい。日本を元気にし、ここで生きて、働く人たち、一人ひとりがもっと自らを高め、周囲に貢献する環境を作りたいと思います。 そのために、女性リーダーを増やす、というのは、一つのわかりやすい事柄ではないかと考えるのです。 では、最終議論として、少し具体的な行動を考えたいと思います。例えば、このような個々の事例を読みやすくまとめると多くの女性たち、男性たちに届くのか。具体的な政策提案にまとめるといいのか。女性向けの研修が必要なのか。ロールモデルとのふれあいが必要なのか。今、私たちが共通して持つ基盤はイー・ウーマンです。この場所を活かして、何ができるでしょう。私たちがバラバラに発言したり、心の中で考えるだけでなく、何を一緒にしていくと、日本に女性リーダーが増えると思いますか? 提案など、お待ちしています! 【佐々木議長の過去の円卓会議より】・女性は日本を救えると思いますか?・女性の集まる会議、参加していますか?・自分に挑戦していますか?・「伝える技術」、高めていますか?
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