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会議番号:3229 開催期間 2013年04月19日- 04月26日
NOの方がYESの方を若干上回っていますね。NOの方のなかにもケアできないという意見と、ケアしていない(必要がない)という意見が含まれているようです。 私の臨床経験になりますが、小学校低学年の子どもの場合、自分がかかえるストレス・心の変化を、大人がわかるように説明することは簡単ではありません。「頭が痛い」「学校に行きたくない」などでの表現になります。一方思春期以降の子どもは、いろいろな心の問題を抱えても、親や担任には、ある程度切羽詰まらないと相談することがありません。やっとの思いで相談しても、軽く聞き流されることで、信頼関係が崩れることもしばしばあります。子どものストレスを過少評価することは避けたいものです。 私は、臨床の現場で以下の質問に答えてもらい、その子の状況の把握に努めています。ポイントは、親や担任に相談することなく子どもたち自身に答えてもらうこと、質問に関して5段階の評価で答えるので簡単である、ということです。言語化が苦手(未熟)な低学年の子どもにも使用できますし、質問紙ですので、思春期以降の子どもには、親や担任に開示することなく行うことができます。親に開示してよいかを確認すると、低学年の子どもを含めてほとんどがNOと答えます。
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