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会議番号:3296 開催期間 2014年06月06日- 06月13日
YESが約8割と、「考えたことがある」人が多いようです。いただいたご意見では、さまざまな「影響」を危惧する声が集まっています。子ども同士で工夫して考えながら行動する機会が少ないこと(morimiyaさん)、子どもの人間関係の固定化や世界がせまくなること(かおるーんさん)、自分以上の弱者が身近にいない環境なので相手を思いやれない(cheetanさん)、親の期待がプレッシャー、バイタリティーがなくなる(ナカサワさん、四葉のクローバーさん)、などです。 ところで、合計特殊出生率は1970年代に2.0を切りました。現在子育てをしている人の多くが1970年代以降に生まれた人だとすると、少子化(ここでは将来的に人口が減少するという意味)に突入した時代に生まれた人が子育てをしているということになります。いただいたご意見は、1980年ころから家庭の中では共通した子どもへの影響と言えるのかもしれません。 当初は、子どもの総数自体は少なくなく、また高齢化も問題意識が乏しかったこともあり、近い将来、少子高齢化と人口が減少するという危機意識は乏しく、子どもへの影響が議論されることはありませんでした。少子化の子どもへの影響が検討されることがないまま、次世代に持ち越されているということです。現在子育てをしている人の負担感が、いただいたさまざまなご意見と関連することもありそうです。 子育ての困難さに関して、少し飛躍した議論になりますが、児童虐待の相談対応件数が増え続けています。当初は、虐待が一般に周知されるようになったことがその要因とも言われていましたが、さすがに1990年と比較し60倍以上になった近年の状況はそれだけでは説明が出来ず、背景に子育ての困難さがあると考えざるをえないでしょう。 そこで、本日は、少子化なのに子育てが困難、パラドクス的な見方をすれば、少子化だからこそ子育てが困難になっている、ということについて考えてみましょう。 少子化による子育ての負担感との関連はどのようなものでしょうか? 子育ての負担感があると子どもへの影響も出てくるでしょう。皆さまのご意見をお待ちしています。★古荘議長の過去の円卓会議より・テレビ番組「明日、ママがいない」。子どもに見せますか?・暴力的な行為を受けた子どものケア、できますか?・発達障害の『障害』という診断名、違和感ありますか?
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