働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3296 開催期間 2014年06月06日- 06月13日
さまざまなご意見をありがとうございました。“Tano hitsuji”さんからは「3人の子どもがいて、育児の労力や投資の見返りを1人の子にすべて期待しないので焦りが減る」、“Jerryb”さんからは、「子ども1人でも精神的・体力的に大変という意見」、“morimiya”さんからは、「口はだすけど手は出さない社会」という指摘をいただきました。 私は、安心して子育てする環境に必要なことは、まず「信頼できる人からの育児支援」と考えています。先ほどの“morimiya”さんからは、母や夫の協力がなければ自分も危なかったという意見、一方で、“真打ち”さんからは、目が行き届くあまり子どもの自立の妨げになっているのではないかという意見をいただきました。昨今の晩婚・少子化、高齢化、離婚率上昇を考えると、「夫、両親、きょうだい」など身内に頼りにくいが少ないのが現状で、かつ、その身内が適切な支援が出来るのかどうかも疑問です。 ところで、政府の有識者委員会「選択する未来」(会長・三村明夫日本商工会議所会頭)は先日、50年後に1億人の人口を維持する必要があると提言しました。「少子化危機突破タスクフォース」では、「合計特殊出生率」などに関して数値目標を設定は見送ったのですが、今回の委員会で報告では、それを実現するには合計特殊出生率を2030年ごろまでに2.07へ引き上げることが想定されています。外国からの人口流入ではなく、出生率の上昇で人口を維持しようということです。 この提言は、現在の子ども(近々生まれてくる子どもも含む)に、「大人になったら2人以上の子どもを持つこと」を促していることになります。 政府は、今月中にもまとめる成長戦略に子育て支援を盛り込むと報道されています。働きながら子どもを育てやすくするため待機児童解消を目指す、第3子以降の出産・育児支援を打ち出す、などです。これら政府側の主旨はわかるのですが、どうも皆様からいただいた「子育ての負担感」という意見とはかけ離れていて、現実離れしているように思います。 そこで、本日は、現在あるいはこれから本邦で生まれる子どもに、「2人以上の子どもを育てることを求める」ことについて、ご意見をいただきたいと思います。それは妥当なことでしょうか? そのことが子どもにどのような影響を与えるか、また、そのためには新たにどのような支援策が望まれるのかなど、みなさんの投稿をお待ちしています。★古荘議長の過去の円卓会議より・テレビ番組「明日、ママがいない」。子どもに見せますか?・暴力的な行為を受けた子どものケア、できますか?・発達障害の『障害』という診断名、違和感ありますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.