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会議番号:3296 開催期間 2014年06月06日- 06月13日
「2人以上の子どもを育てることを求める」ことに賛成、反対のいろいろな意見をいただきました。“Maya”さんは、「結果として子どもたちの利益になるから」、“にしひがし”さんは、ご自身が3人目を育てることへの期待を、昨日も同様に“Tano hitsuji”さんや、“3匹の怪獣”さん、“まちじょ”さんからはご自身の3人目を育てている体験を投稿いただきました。“Kyoko004”さんは、「今の社会では非現実的だしデリカシーの無い考え」としつつも「数値目標を設けるのは社会として必要」で「第3子以降の子どもの優遇政策は、あとひとりの背中を押す」と述べています。 一方、“緑風”さんは「育児に伴う不都合は全て親が負担するという暗黙の了解があるが、このようなことを求めるのであれば、子育ての当事者は社会であるとする発想の転換が必要」、“おひさまようこ”さんからは、「伸び伸びとした子どもが少なく、親の教育が不十分だ」、“mayupyon”さんからは、「安心して生み、育てられるインフラづくりを進めることのほうが大切」と数値目標には否定的な意見をいただきました。 数値目標を掲げるのはそれだけ危機感を持っているということだと思います。危機感自体は共有できるのですが、目標先行で、具体的な支援策はあいまいなままというのが気になります。待機児童ゼロ、第3子以降の子どもの優遇政策、不妊治療への治療費の補助などの施策も、子育ての困難感を軽減できるのかは極めて疑問です。気がかりなのは、少子化、子育てが、男性も共通の問題としてとらえにくい点です。先ほどの「子育ての当事者は社会であるとする発想」が見えてこないのです。 金銭支援や道徳的な教育よりも、授乳やオムツ交換などの疑似育児体験や心理教育などを通じて、子育ての責任感と種々の支援法を学ぶことで、子どもたちが、将来子育を行いたいという希望が持てるようにすることが求められます。実際に、子育て現場や多くの子どもと接する機会が減少している昨今において、上記のことは学校教育で担わざるを得ない課題と思いますが、そこまで検討されているのでしょうか? 2人以上の子どもの育てたいという夫婦が増えて、結果的に少子化に歯止めがかかった、近い将来そのようは社会が到来することを望んでいます。 1週間お付き合いいただきありがとうございました。★古荘議長の過去の円卓会議より・テレビ番組「明日、ママがいない」。子どもに見せますか?・暴力的な行為を受けた子どものケア、できますか?・発達障害の『障害』という診断名、違和感ありますか?
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