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会議番号:3296 開催期間 2014年06月06日- 06月13日
総務省統計局は、毎年5月5日の「こどもの日」に、その年の4月1日現在における子どもの数(15歳未満人口)の推計値を発表しています。本年度の概略は以下の通りです。 子どもの人口は、前年に比べ16万人少ない1633万人で、昭和57年から33年連続の減少となり、過去最低となりました。男女別では、男子が836万人、女子が797万人となっており、男子が女子より39万人多く、女子100人に対する男子の数(人口性比)は105.0となっています。子どもの割合は、昭和50年から40年連続して低下しています。 また、子どもの人口は平成9年には65歳以上人口の割合(15.7%)を下回って15.3%となりましたが、26年は12.8%(前年比0.1ポイント低下)で過去最低である一方、65歳以上は25.6%とその差は拡大しております。東京都と沖縄県では子どもの数が増えているものの、その他の道府県は減少しており、特に東北地方での減少率が高くなっています。こどもの割合は沖縄県が最も高く(17.6%)、秋田県が最も低く(10.9%)なっています。 一方、4月21日に開かれた政府の有識者会議「少子化危機突破タスクフォース」で、少子化対策に向け、1人の女性が一生に産む子どもの平均数に相当する「合計特殊出生率」などに関して数値目標を設定するかどうかを検討する会議を設置する考えを示しました。これに対して同日の有識者会議では、「何らかの目標を設定すべきだ」という賛成意見と「個人の選択の自由に踏み込む、プレッシャーになる」などという反対意見が出され、まとまりませんでした。 少子化は社会問題として、あるいは親、特に女性の問題として捉えられることが多いですが、この円卓会議では「子どもに、子どもの心に、どのような影響を及ぼすのか」という角度から考えてみましょう。たとえば、1人ないしは2人の子どもに両親と4人の祖父母が関わることや、小・中とクラス替えがないなど少数の子どもとしか関わらないことなどが珍しくなくなった昨今で、子どもへの影響という点であれば、どのようなご意見でも結構です。 少子化が及ぼす子どもへの影響、考えたことありますか? 多くのご投稿をお待ちしています。★古荘議長の過去の円卓会議より・テレビ番組「明日、ママがいない」。子どもに見せますか?・暴力的な行為を受けた子どものケア、できますか?・発達障害の『障害』という診断名、違和感ありますか?
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