働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3303 開催期間 2014年07月18日- 07月25日
皆様のコメントを読んで、私も自分が20代のときのことを思い出しました。 当時はまだ「セクハラ」という概念がなかった時代。取材先にチークダンスやキスを強要されたり、酔っぱらった先輩に「だから女はダメなんだ」ということを延々とネチネチ絡まれてトイレに逃げ込んだり……。でもcheetanさんやkyoko004さんのコメントを読んで、20年以上たったいまでも似たようなハラスメントが現存することに愕然としました。 一方で、当時ダンスやキスを受け入れなければネタがもらえないかも、取材先を怒らせてしまうかもと思って毅然とした態度をとれなかった自分に対して、「あのとききちんと反論していれば」と反省もしました。結局、私たち世代が黙ってやりすごすという処世術をとってしまったがゆえに、いまだにハラスメントが残っているのではないかと。 その場で相手に注意するのはとても勇気がいることです。でも、それを積み重ねていくしかない、と改めて思うのです。 Melissaさんのコメントにも、共感しました。私自身も、ハラスメントより、阪神大震災やオウム事件のときに「女性は危ないから」と言われ一線の取材に出させてもらえず悔しい思いをしました。でも、イラク戦争のときに「イスラム圏に女性を取材に行かせるのは危険じゃないか」と主張する上司に、「危険かどうかは男性も一緒。取材する能力があるかどうかで判断してほしい」と直訴、結果取材に出させてもらいました。やはり総論で空中戦を戦っていてもダメで、ひとりひとりにその都度反論したり、説得したりするしかないのだと思います。 さて最後に皆さんにお聞きしたいのは、どうしたらセクハラ・パワハラはなくなるか、ということ。日本社会からハラスメントをなくすにはどうしたらいいと思いますか? ★関連する円卓会議・国際女性の日、知っていましたか?・仕事仲間と「倫理観が違う」と感じたことがありますか?・女性の人権、守られていますか?
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