働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3307 開催期間 2014年08月29日- 09月05日
たくさんの投稿を有難うございました! 「子どもが小さい」「子どもが3人いる」など、今の日本で「管理職への悪条件では?」とも言われる立場の皆さんが、すがすがしく「管理職を目指す!」と宣言されている投稿、読みながら、感激して涙が出ました。素敵です!アクセル、としての事例。 ・ooponさんは、上司や役員から「数年後の管理職を目指すこと」と言われたこと。 ・フランス在住のPruneさんは「夫の後押し」と「世帯収入と親のキャリアを整えたい」という意欲。 ・やみーさんは「もっと任されたい」という自らの気持ち。 ・さとまるさんは「喜んで波に乗りたい」。 ・おれんじ78さんは、「やれるところまでやってみよう」と、今月よりフルタイム勤務に戻り、管理職を目指す! ・noppo-mamaさん、「発言が認められるよう管理職を目指し」「輝いてもらえるよう、部下のサポート」に尽くしています。 ・まちじょさんは、個人事業主となったこと。 ・ラビットさん、本日付!昇格おめでとうございます!それも、2人目の出産直後!「前向きに考えられるようになりました」なんて、素敵です!!! ・linaさん、メキシコから、ありがとうございます! 「臨機応変に素早く対応出来る管理職が多ければ、大企業の管理職も魅力的」。 その通り。だから、linaさんが、そのポジションになって欲しいのです。 そして、ブレーキの事例。 ・abbyiさんは、「ルール改訂ができるのは経営陣のみ」「まったく魅力を感じません」。 ・Midoriさん、「第3子を出産する選択をした時から、自分のキャリアは後に回すことにしました」「子育ての次は、親の介護があります。ずっと無理かもしれません」 ・tulipさんは、「ずっと授業をして行きたい」 そうですね、・今の上層部に魅力がないので「あのようには」なりたくない。 ・子どもがいる、小さい ・管理より、現場がいい このあたりがブレーキになっているのですね。 イエスで投稿を下さって、今は、管理職を目指しているというおれんじ78さんやラビットさんの投稿にも、「3人の子どもに恵まれ、無責任に管理職につくことはできないなと考えていた」「今年1月に第二子を産んだので、まだその時期ではないと勝手に思っていた」との記述があります。 でも、それを突破して、気持ちを変えた違いは何だろうか、と考えてみると、たとえばabbyiさんの投稿最後の「~思わざるを得ません」という表現が気になりました。「~と私は思います」であればいいのですが、「思わざるを得ません」は、「この状況では嫌でも、誰でも、そう思うでしょう」というメッセージが聞こえてきます。でも、そんなことないのかもしれませんよ。ラビットさんの「勝手に思っていた」と振り返る表現に代表されるように、自分だけの見方、かもしれません。 今回の皆さんからの投稿を見ると、同じような条件の人でも、アクセルにしている人と、ブレーキととらえる人がいることがわかりますね。子どもが生まれたから管理職を目指す。子どもが3人いるから管理職を目指す、という人と、それが理由でできないと考える人。 全員が管理職になる必要はありませんが、一番大切なことは、現在の職場や仕事のあり方に満足していること。そして、自分の選択を、自分の気持ち通りの最高の選択だと誇りをもっていること、でしょう。 その上で、私個人としては、更に一人でも多くの女性に、「指導的立場」に立って欲しいし、どんどん上に行って欲しいと思っています。上の立場に立つということは、自分の成果の限界が100だとすると、それを、300に、1000に、できるということなのですから。 そして、最初から上手くいかなくても何度も挑戦し、様々な角度から挑戦し、成長し、貢献する。 前向きエネルギーを拡散させていきたいです。 今日(2014年)9月3日は、安倍内閣の改造。閣僚に女性大臣が何人登用されるか注目が集まっています。私も昨夜テレビのインタビューを受けましたが、「女性大臣が6名以上になって欲しい」と期待しています。その理由は、「内閣に、多様な背景の人が参画することで、健全な議論・改革がなされることを期待しているから」なのです。 また、安倍総理は、「2020年までに企業は指導的ポジションを占める女性の割合を30%に」といっているのですから、小泉内閣の時の5人を超え、6人にして欲しい。そして、その選ばれた女性たちが、ガンガンと成果を出して欲しいと思っています。成果を出さない男性大臣もいるのですから(失礼!)恐れず、大胆に、活躍していただきたいと願っています。 ということで、世界中からアクセスして下さるイー・ウーマンのピアのみなさんのカッコいい志に触れ、感激しています。いよいよ今週の「働く人の円卓会議」、4日目に向かっての最後の議論です。アクセルを踏んだ人、「この人に会って・話して、考えが前進した」「この研修・講演が、私の気持ちを動かした」「この制度ができて、気持ちが定まった」など、本、人、講座、研修、仕組みなど、アクセルを踏んだきっかけを教えてください。今ブレーキを踏んでいる人や、迷っている人たちにも役に立つように、と思います。 ブレーキを踏んでいる人は、「もしこんなことがあったら気持ちが変わるかも」という、夢の「もしも」を考えて投稿して下さい。 9月5日金曜日、午前11時にサイトアップなので、4日くらいまでには投稿して下さいね。もちろん、 I statement で。 待ってます!★佐々木かをりの過去の円卓会議より・管理職になりたいですか?(2012年8月)・ゲームチェンジさせたいこと、ありますか?・今年の満足度アップ。手帳を活用できそうですか?・I statement で発言していますか?
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